フィクサー(2007)のレビュー・感想・評価
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映画の構成上、設定を飲み込むまでにちょっと時間かかった。
何かしながら見ない方がいいかも。
大人って、ときに子供以下の思考力になり、泥仕合を始めるのね。
ティルダ・スウィントンの細かい演技が一番良かったかなぁ。
内容がまるでない
フィクサーたるゆえんがまるで欠けている。
なにをどんな風にもみ消しているのか、それが、ほとんど出てきません。
クルーニーの悩める姿でアカデミー賞ですか。
何かの忖度ですか。
最低、最悪な映画です。
めちゃくちゃ面白いですよ とても人間味ありましたし まぁ、いろんな...
めちゃくちゃ面白いですよ
とても人間味ありましたし
まぁ、いろんな人の名前が飛び交いますから
あまり物覚えの悪い人には難しくて面白さがわからないんじゃないですかね
しぶい。
自分の借金問題と家族(息子?)の問題があるので
いっそうこのフィクサー(=もみ消し屋)の仕事が難しく画面に映るが
あのかわいい息子がいないと映画にならない
ジョージ・クルーニーは本当に絵になる俳優だけど
カレン役のティルダ・スウィントンのパニくる感じもくせになる
わかりにくい。
ジョージ・クルーニーの流石の演技は見物なのですが、正直、脚本が良くない。わかりにくいんです。最後のオチも今いち。なんか、どこで盛り上がれば良いんでしょう?4日前から始まるストーリー。監督の見せ方の問題なのかもしれません。
中だるみ
2回見たけど、映画を見ているというよりは、勉強をしている気分にる。
4日後を先に見せて、現在に戻る編集は意味があったのかと思うくらいに無駄。
勉強の時間が長いためなのか、設定上失敗なのか、悪役の女性の悪や黒さが感じられない。悪や黒を感じないまま最後を迎えても、何か逆転感も、やり遂げた感じも無く、ジョージ・クルーニかっこいいねだけで終わってしまう。
ずるいけどかっこいい
製作陣の顔ぶれみるだけで、とことん社会派な本作ですが、ハリウッドの心もちゃんとあるおもしろい映画でした。好漢ジョージ・クルーニーは、本作でも変わらぬ映画にたいする姿勢をつらぬきかっこいいです。この人の魅力を活かしたという意味では、この作品が彼の最高傑作かも。
前半は、いささか突拍子な展開で、物語の背景がつかみにくく苦労しましたが、後半ご丁寧にもそれを後確認できるつくりになってるので、そこから少しずつ思考がからまなくなってアドレナリンが出ました。
テーマは「インサイダー」と似てて、薬物問題が扱われてます。が、本作はフィクサーなる「もみ消し」を専門とする弁護士が主役です。(しかし、そういった特殊な職業設定はあまりいかされていなかったのが残念。)
エンディングは、夢を売るハリウッドだからこその醍醐味のあるいい終わり方です。お金にがんじがらめになってる主人公が、いろいろな辛苦を通過してこその、いさぎよいメンタリティってやつなのかな。あの最後は。
後から考えるとスクリプトに安っぽいところもありましたが、ま、目をつむれますね。映画くらい夢を売りましょう。
クルーニーの人気でのオスカーノミネート?
面白かったです。ちょっと途中、混乱しましたが、面白かったです。ただ、オスカーであんだけノミネートされる映画か?と言われるとちょっと・・・ですが。
あらすじは「フィクサー(揉み消しや)として弁護士事務所に勤務するマイケル・クレイトン(小説家じゃないよ。)はベンツに乗って見た目はばっちりなんだけど、離婚してたり、裏賭博やってたり、バーの事業に失敗して借金してたり、ヤク中の弟がいたりと実は、落ち目。そんな彼の同僚が、巨大企業の陰謀に巻き込まれて、そして、彼にも・・・・。」というお話。原作がない作品なのに、脚本家上がりのトニー・ギルロイ監督は素晴らしい構成で映画を大成功に導きました。最近、アートな単館系映画ばかり見ていたので、娯楽系の作品としては本当に楽しめます。おすすめです。
良くできているけど心を抉る瞬間が無い
演出に色は無いけど、堅実で誠実。編集も撮影も技がある。演技もいい(疲れた顔のクルーニーは良く主演として堂々役目を果たしている。トム・ウィルキンソンのシーン・スティーラーぶりもいい。スウィントンもいいけどオスカーは?)。
でも、心にドーンと残る瞬間が無い。ほんと良くできているんだけど、心を突き刺す物のない優等生な出来という感じ。
葛藤。
いろんな人の葛藤が垣間見れる映画だったような気がする
人に借りを作ったり
人に裏切られたり
日常にあり得ることが
規模が大きくなって表現されただけで
根本的なところは同じだ
人は騙し騙され生きている
それがその人にとっての
善か悪かの判断が異なるだけで
人は日々善悪に葛藤され続ける
ストーリーが枝分かれしすぎてしまって
後半にならないと理解が難しくて残念だった
俳優さんとか音楽はすごい合ってたのにな
俳優たちの演技がよかった・・・
導入部がわかりにくかったし、なぜ車の外に出たのか、今ひとつ納得できなかった。けれども、3人ともアカデミー賞にノミネートされたのだから当然かもしれないが、俳優たちの演技がよかった。トム・ウィルキンソンは、いつもながらの熱い演技を見せてくれたし、ティルダ・スイントンはめずらしく超人的な役柄でなく、プレッシャーに耐えようとするキャリア・ウーマン役を神経衰弱ぎりぎりの演技で見せてくれた。ジョージ・クルーニーは追いつめられた役どころで、ひいきのスターではないが、ラストのタクシーの中の表情に魅せられた。まるで、「これでよかったんだ・・・」と言っているような顔つきで、長回しのカメラに捉えられていた。内容はもちろん興味深かったが、演技を楽しむ映画なのではないかと思う。
微妙な感じ
ジョージ・クルーニが好きなので楽しみにしてた。
フィクサーという設定はなんだか見る前からワクワクさせられた。
が、ストーリは・・・・絶賛出来るほど素晴らしくはないね。
社会的問題とか法律関連の映画って、
結構グングン終盤に向けて惹きつけられるのが多いけど、
今回の作品は、ちょっと展開が・・・ってな感じです。
あまり期待せず見てください。
そちらの方が面白かったんじゃない?という感想になります。
大人の映画
「仕事が忙しくて映画なんて観るヒマない!」という人にこそ観てほしいってカンジ。over 40辺りの方が観ると、もっとグッとくるものがあったんじゃないでしょうか。残念ながらわたしは、半分しかグッと来てないと思うよ。
知的・・・・ストーリーの完成度は高い
ストーリーの完成度はかなり高かったかと思いますが編集に問題アリ!?前半部分でサブストーリーが多すぎて話が難しく
なっていた気がします・・・・
あと個人的な意見ですが↓の方のとおり、ジョージクルーニーの演技は割りとあっさりしていたかな・・
オーシャンズのときは適役だったと思うけど、ある業界のトップとか、力のある役はあまり向いてないかもね
ジョージ・クルーニーの濃さとストーリーのあっさり感で"フィクサー"(もみ消し)
<ストーリー>
マイケル・クレイトンは、"フィクサー"と呼ばれるトラブル専門の「もみ消し屋」。法律事務所の顧客のためなら、様々な人脈を使って、法の網を潜ることも厭わない。
巨大製薬会社の薬害訴訟を扱っていたこの事務所の弁護士アーサーが、被害者の代表の前で見せた奇行と、同情の念を危惧した上司は、マイケルにこの件をうまく「収める」ように依頼する。
<個人的戯言>
もっと主人公自身が、思いっきりダークな仕事を引き受けるのかと思いきや、実際やっているのは・・・の方という話だったんですね・・・私生活でも問題を抱えた主人公が、ドライに自らの「仕事」をこなす辺りから、やがて巻き込まれていく間の、苦悩や焦燥感がもう少しあってもよかったかな?ジョージ・クルーニー、顔に似合わず演技はあっさり系?
主人公が今までやってきたであろう、「もみ消し屋」の仕事の、えげつなく「顧客」を大事にしているエピソードとかが、もろもろあるもんだと思いました。その辺りが少しあった方が、後半次第に大きな渦に巻き込まれた時の、彼の戸惑いや、自身が抱える問題による焦燥感が出た気がします。
またいよいよ選択を迫られる時、何だかあっさりとしていて、ちょっと拍子抜け。主人公の心理状態はもう少し時間をかけてもよかったかな?また特に期待はしていませんでしたが、あれでアカデミー最優秀助演女優賞なんですかね?その焦燥感は何だか普通で、ここまでのし上がってきた人とは思えないのですが。
ストーリーもごくごく平々凡々。最後まで大きな展開を期待していましたが、とっても薄味でした。まあジョージ・クルーニーの濃さと割るということで。
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