「ファッションとしてのベトナム反戦時代?」アクロス・ザ・ユニバース The Dudeさんの映画レビュー(感想・評価)
ファッションとしてのベトナム反戦時代?
ビートルズ好きとしては見逃せない作品だったが……何か野暮ったい。唄の使い方やセットもそうだが(ミュージカルらしいミュージカルは退屈なんで)、「64歳になったら・・・」とか「マックスは人を叩き殺しかねない…」とか、ビートルズのLyricを使ったこれ見よがしな台詞がどうにも気恥ずかしい。ベトナム反戦の時代を舞台に選んでる時点でコテコテなんだが、ファッションとして選んだのか、その時代に対する真摯な物は感じられない。別に現代が舞台でも良かったのでは?イヴァン・レイチェル・ウッドが大して脳裏に残らないのも残念。キャラクターが浅かった。プルーデンスは必要だったのか…彼女を含め、白塗りのダンサーとかには監督の東洋人の見方が感じられる(ヨーコだから仕方ないのか…)
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