「Nothing gonna change my world. とってもビートルズ」アクロス・ザ・ユニバース アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
Nothing gonna change my world. とってもビートルズ
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これは作っていた人メッチャビートルズ好きで作ってて楽しかったろうなぁ。曲の歌詞をちゃんと覚えていないと上手くストーリーに入れる事ができないですし。ビートルズの曲で全編を構成するってアイデアの作品なのですが、これは好きじゃないと作れないです。そして、ビートルズ好きの人にはたまらない作品です。
主演のジム・スタージェスが何処と無くポールに似ているんですよね。歌もメッチャ上手い!最近ドラマの「ウエスト・ワールド」で見たエヴァン・レイチェル・ウッドが凄く可愛い!「ウエスト・ワールド」ではたくましいぐらいなのに、けっこう印象が違います。U2のボノが「アイ・アム・ヴォラス」を歌ってて楽しそうでした。以前何かのライブで「ヘルター・スケルター」を歌ってるのを見た事あるのですが、ボノもビートルズ好きなんでしょうね。
本作を観ると60年代のアメリカってホントに激動の時代だったんですね。まだあの頃ってベトナム戦争をやってて、徴兵制度があって、デモだったり、途中のサイケデリックな感じだったり、キング牧師の暗殺のニュースだったりと60年代の時代を上手く作品に取り入れてあります。
色んな場面に敷き詰められる曲があるのはビートルズの曲の幅広さを感じます。最後のルーフトップ・コンサートは「ゲット・バック」が来るかと思いきや、「オール・ユー・ニーズ・ラブ」とは!途中何曲か知らない曲があって、そういえば「With the Beatles」のアルバムはまだ聴いた事がなかったのを思い出しました。またビートルズを聴きたくなる、そんな作品でした。
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