「お一人でどうぞ。」パンズ・ラビリンス かきごさんの映画レビュー(感想・評価)
お一人でどうぞ。
ずっと気になっていた映画。
平日昼間ということもあって、10人ぐらいしかいない映画館の後ろの席で、その列の真ん中にぽつん・・・と一人座って観てきました。
面白いです。確かに面白いと思う。
孤独で過酷な状況に置かれた人間が、どうやって想像力でそれを乗り越えようとするか・・・という人間の想像力に注目した物語でもあるし、あるいは私達の「現実」に対する別の解釈とも取れるし。
登場人物のキャラクターにも深みがあったし、時計なんかの小道具も伏線にも富んでいるだけじゃなくて、すごく象徴的。もちろん幻想世界はもっと象徴的。
解釈の仕方も、見所も沢山ある映画だと思う。
だけど。
なかなか友達には勧めにくい。。。
なんでって、、、すごく気持ち悪いから。
正直一人で観にいってよかった。
血、痛々しい傷口、壊死、暴力、ぐちゃぐちゃ、虫、何でもグロテスクなもの、異形の生き物・・・なんかが苦手な人にはきついシーンの連続!私もこらえきれず2度ほど目をつむりました。。
それでも、幻想世界に出てくる一番グロテスクで怖い生き物はすごかった!!あんなの初めて見た。
グロテスクなものが夢に出てきても大丈夫!って人は是非観にいってみてください。
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