まぼろしの邪馬台国のレビュー・感想・評価
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吉永小百合:主演となってるが、 竹中直人:主演の感じ
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1=47分までは、宮崎康平(竹中直人)が社長としての物語がメインの感じ
2=48~72分は、康平が和子(吉永小百合)と邪馬台国の研究がメイン
3=73~101分は、康平と和子が出歩いて邪馬台国探し
4=102~113分は、康平の葬儀等
5=全体的には、康平の経営者、又は、研究者としての生き方の印象が深い
6=盲目で、この活躍は凄い
過去に盲目の偉人、塙保己一や、ヘレンケラーを思い出した
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島原に強烈なリーダーが必要です
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映画「まぼろしの邪馬台国」(堤幸彦監督)から。
竹中直人扮する主人公、島原鉄道の社長、宮崎康平。
「島原の子守唄」の詩作者でも知られる、全盲の郷土史研究家は、
今では、すぐに解任されてしまいそうなワンマン社長。
俺が右向けって言ったら右向け、みたいなタイプ。
でも、なぜか私には新鮮に映った。
今では見ることができない光景だったからかもしれない。
そんな彼のワンマンぶりを、リーダーとして考えて、
彼を支える銀行の頭取役・江守徹さんの台詞が光った。
「島原に強烈なリーダーが必要です」
地方の発展は、もちろん産業基盤となる会社の業績もあるが、
東国原宮崎県知事を筆頭に、強烈なリーダーの影響が強い。
地方の人にとって、ワンマンとも取れる強烈な個性の持ち主と
それをしっかり支えるブレーンの出現が望まれる。
まずは、リーダーの掛け声に合わせ、
みんなひとつになって頑張ってみることが大切だと思う。
型破りな行動と実行力が、地域の人をひき付けたに違いない。
自分の地域が一番だと心から思い込むリーダーがいい。
「あいつら島原の人間じゃなか。関東の田舎もんじゃい」
こう言える主人公は、やっぱり魅力的であった。
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