「要素の共存」バイオハザードIII h@yatoさんの映画レビュー(感想・評価)
要素の共存
生物実験、活用、効能、結果などの、一つのウィルスから繰り広げられるストーリー展開が、人間の動物的・未来的部分を上手く表現している。
また、シリーズを通して言えることは、人口的に作り上げた兵器を扱い本能的に戦う、理性と本能を兼ね備えた”生きるため”の戦闘カットにある。要約すると、人の”知”で生み出したモノを人の”本能”に作用させる背景から、非現実(未来技術)と現実性(本能などの、人にもともと備わっている共通部分)が同時に存在している不思議な世界をつくり出している。
つまり、未来だけでもなく現実過ぎてるわけでもない、作品としての新鮮さがある。
相変わらずソニーとバイオハザードの相性が良い。
コメントする