劇場公開日 2025年7月11日

「音楽が主役の素朴でつつましい佳編」ONCE ダブリンの街角で sugar breadさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 音楽が主役の素朴でつつましい佳編

2025年7月17日
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鑑賞方法:映画館

初公開時見逃していて今回初見。
多くを語らず、音楽と画像だけで説明される展開がよい。主役の二人は名前すら出ない。

楽曲はどれも名品。特に楽器屋で二人が初めて音を合わせる曲「フォーリング・スローリー」ーはじめは慎重に、徐々に波長が合ってくる、そして電池を買いに行く間に彼女が作詞しちゃう曲ー哀切で日本人好み。

主役のグレン・ハンサードはアラン・パーカーの91年作「ザ・コミットメンツ」のバンドメンバーの一人だったのね。当時20歳だった彼自身、音楽を突き詰めてアカデミー賞受賞にまで成長したということかな。

sugar bread
かばこさんのコメント
2025年8月6日

sugar breadさんのレビューのタイトルがまさにこの映画を言い表していると思います。素晴らしい!

かばこ
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