劇場公開日 2007年10月27日

「実は暴力夫じゃないんです。」自虐の詩 mitohisaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5実は暴力夫じゃないんです。

2007年11月15日

泣ける

笑える

単純

同行した友人が「テレビCMとかで阿部ちゃんが怖い顔でちゃぶ台ひっくり返すシーンばかり見てたからDVダンナの不幸話かと思ってた…」と言ってましたが違うんです。
短気で超寡黙な夫だけど、妻・幸恵の事はとても愛していて、決して手を上げません(阿部ちゃん暴れん坊だったので、私がその事に気付いたのは見終った後ですが)。
幸恵は子供の頃から不運の連続ですが、そんなときに誰かがちょっと優しくしてくれる…だからそんなに不幸ではない様にも見えました。
前半は笑って、最後に感動の涙を流して「不幸も幸せも、ちょっとした想いの変化で変るものよね~♪」なんて納得しまして、すがすがしい気持ちになりました。

mitohisa