「心が震える、泣かせる西部劇!」3時10分、決断のとき 瑞さんの映画レビュー(感想・評価)
心が震える、泣かせる西部劇!
リメイクづいているが、これも前作は観ていない。ラッセル・クロウがめずらしく悪役なので、どうしてかなと思っていたが、観て納得した。悪党だが、魅力的なのだ。それを楽しそうに演じていた。対するクリスチャン・ベールは、いつも相手役を引き立てるばかりの損な役回りだが、そう悲観することもないのではないか。彼の演技がひどかったら、相手の演技も光らないのだから。この作品でも情けなくてかっこ悪い父親を惨めったらしく演じていた。うまい! 彼の生きざまがみっともなくても、ぐっときたし、涙が出てきた。男と男のぶつかり合いが面白い映画で、久々の西部劇を堪能した。ピーター・フォンダも客演していて、かっこよかった。
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