劇場公開日 2008年3月22日

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燃えよ!ピンポン : 映画評論・批評

2008年3月18日更新

2008年3月22日よりみゆき座ほかにてロードショー

現在進行形のアメリカン・コメディが詰まった一作

原題の“Balls of Fury”を考えれば、「ドラゴン怒りの鉄拳(英題“Fist of Fury”)」のパロディだろうが、本作がまるまる一本パロディにしたのは、邦題が示すように「燃えよドラゴン」。とはいえ、戦いの場が武術トーナメントから卓球トーナメントになった程度。あとは、デフ・レパードをこよなく愛する、ボンクラ男の再起を懸けたバカ話。つまり、ブルース・リーというより、(CGの正しい使い方も含め)チャウ・シンチーのテイストに近く、カンフー映画にまったく興味がなくても、無問題といったところだ。

全米では「ナイトミュージアム」というより、TVコメディ・シリーズ「Reno 911!」のクリエイターとして知られる監督・脚本のコンビ。そんな彼ら特有の“とてつもなくベタで、細かな笑い”を一手に引き受けるのが、トニー賞受賞で注目を浴びたダン・フォグラー。日本では完全に無名な彼らだが、「Reno 911!」は昨年、映画化されたほどの人気ドラマであるうえ、フォグラーはジャック・ブラックと共演するまでにブレイク。ほかにも、セクシー担当のマギー・Qやサプライズ担当のマシ・オカなど、本作には現在進行形のアメリカン・コメディが詰まっているといえる。その笑いを誰もが受け入れるかどうかは、また別の話だが……。

(くれい響)

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