「ラ・マルセイエーズに心酔。」エディット・ピアフ 愛の讃歌 anagmaさんの映画レビュー(感想・評価)
ラ・マルセイエーズに心酔。
ずっしりお腹に重いステーキのような映画。
波乱万丈すぎて涙も出ないくらいすごい人生。その人生をなぞる手法は見事なのだが、喜びや悲しみの感情とともに晩年に飛んだり全盛期に飛んだりとあっちこっち忙しい映像に疲れてしまった。
でも、1つだけ心に残るシーンがあった。10歳のピアフが最初に道端で父親に何かやれと言われて、フランス国歌を歌うシーン。女の子の声の美しさに、一瞬何もかも忘れました。あのシーンだけもう一度観たい。
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