インベージョン(2007)のレビュー・感想・評価
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ニコール・キッドマンに気圧されて…
2007年公開のアメリカ映画。
Wikipediaによると、ジャック・フィニイのSF小説『盗まれた街』(原題:The Body Snatchers)の4度目の映画化作品、とある。すごい。
監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル、
脚本:デヴィッド・カイガニック、ウォシャウスキー兄弟。
精神科医のキャロル・ベネル役にニコール・キッドマン、
同じく医師のベン・ドリスコルにダニエル・クレイグ。
まじめに観ていたのだが、
心臓に注射するシーンでずっこけてしまった。
SFは、前提となる世界観に溶け込めるか否かで、
評価が変わってしまう。
どうやら私は溶け込めなかったのだが、
ニコール・キッドマンの「圧」というのか、「目力」というのか、
どういうわけか気圧されてしまい、最後まで見てしまった。
彼女はまるでメデューサのようだ(笑)。
ラスト含め、どうにもフィットできない作品だった。
ダニエル・クレイグはどうしてもジェームズ・ボンドに見えてしまう。
淘汰されるべきは…?
ダニエルクレイグ好きなので観た!ニコール・キッドマンがとても美しい。ただ、ニコールの出てる映画って私的にハズレも結構多いんだよなあ…(ライオン、スキャンダルとかは好きやけど)
コロナ後に観ると、感染の恐怖とか気持ちがすごくわかる。感染者が大多数になった状態で、自分がまだ発症してなかったらどう対処するか…ポーカーフェイスでいられる自信が全くない。
他人という概念がなくなった世界は平和になるってことなんやろうけど、他所の惑星?から地球にきて侵略しようとしているのにその考えの強要は無茶苦茶やない?と思う😅
物語的には時間も短めかつわかりやすいので、サクッと観られる映画やった。家で観るくらいがちょうどよいかも!
ちょっと汚いシーンもあるのでお食事時は観ない方が良い。
ニコール・キッドマンのボディーがスナッチされる〜💦
WOWOWの放送にて。
地球外から襲ってきたインベーダーは、人格を侵略する菌だった…。
ある日突然、身近な人が別人のように性格が変わってしまう。
外見が変わらないから、誰が侵略されているのか分からない。
この設定が面白いから、何度映画化されても基本的に面白い話になる。
ニコール・キッドマンは、撮影当時40歳手前だろうか。
まだまだ美しい。
体内に入った菌は、レム睡眠状態で分泌されるホルモンが作用して人格を侵略する。
感染を媒介するのは、宿主が口から吐き出した粘液。(気色わる〜っ!)
ニコールはこれを浴びちゃうのだから、かわいそうだ。
とうとう、眠ってはならない状況に追い込まれた精神科医のニコールは、ドラッグストアで眠らないための薬と飲料を探して手に入れ、ガブ飲みする。それでも睡魔は襲ってくるのだが、はたして耐えられるか。
助けに来た友人(恋人?)の医師(ダニエル・クレイグ)が侵略されてしまっていると見て、直前に手に入れた銃を構えるが、はたして彼を撃てるのか?
追手から走って逃げていても、街中に出ると感染した通行人が大勢いるから、無表情を保って感染者のふりをしなければならない。はたして気づかれずに雑踏を抜けられるか。
スリルとサスペンスに富んでいて、なかなか面白い。
吸血鬼映画やゾンビ映画でも思うことだが、そこらじゅう吸血鬼やゾンビだらけになって自分ひとりが逃げているなら、いっそのこと犠牲になったほうが楽なのではないか。
睡魔も限界、信頼する人も感染して、万事休すとなったニコールも一瞬は逡巡したはずだ。
感染したダニエル・クレイグは「我々の世界では他人を傷つける者はいない。他人がいないから」と言ってニコールを観念させようとする。
ここで、映画の前半に登場するロシア大使の「戦争も犯罪もない世界。それは、人間が人間でなくなった世界だ」という台詞が皮肉となる。
だが、彼女の幼い息子は免疫があって眠っても侵略されない。自分が侵略を許すと息子を置き去りにすることになる。これがニコールが抵抗する原動力となるのだ。
闘え!ニコール・キッドマン。
ホラーにしろ、サスペンスにしろ、美女が徹底的に追い詰められるのは、映画の醍醐味のひとつでもある。
ニコール・キッドマンを追い詰められる主人公に起用したことで、この古典的な原作の映画化作品の中で本作は一線を画したと言える。
母は強し!
ゾンビもの
頻繁な リメーク にも納得です
『盗まれた街』4回目の映像化
原作は小説『盗まれた街』で、
『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』1956年
『SF/ボディ・スナッチャー』1978年
『ボディ・スナッチャーズ』1993年
『インベージョン』2007年
『インベージョン』(ドラマ) 2021年~
4回の映画化と、
つい最近ドラマ化(継続中)と、
名前ぐらいは知ってる方が多いのでは?
1956年の1番最初の映画と2021年からのドラマ以外、観てますが、
ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイグ 、と有名な役者を使い、一般ウケを狙った感がありますね。
もともとの、B級感、ホラー感、が弱まった…
でも、メッセージ性があり考えさせられ面白かったです。
ホラーが苦手な方でもイケると思います。
ウイルスやワクチン接種が作中に出てきて今の世界状況とリンクします。
ドラマ版には、
菊地 凛子 さん
『パシフィック リム』など
忽那 汐里 さん
『デッド プール2』など
ダイスケ ツジ さん
ゲーム『ゴースト オブ ツシマ』で有名
など日本人キャストも出てるらしいです。
原作の小説は面白いんだろうなって思う映画
The Invasion
意識をひとつにして争いのない社会を…
深夜の国勢調査は怖いぞ!
いや、冗談抜きで・・・あのシーンが一番怖かった。だけど、自分が感染させられるんじゃないかとか、鑑賞中眠ってしまうんじゃないかとか、そんなのは怖くないんです。あとは主人公のニコール・キッドマンが息子を助けて研究所へ向かうというスリリングなSFとなっています。息子を思う母親は強い!もしかすると女性のほうがウケがいいかもしれません。
元はジャック・フィニーのSF古典小説「盗まれた街」。これまで3度も映画化されてるようですが、他は知らないので1993年版『ボディ・スナッチャーズ』と比較すると、とてもグローバルな設定となっていました。1993年版では米軍基地内で起こったSFパニックもの。今回の『インベージョン』はスペースシャトルの謎の墜落のため全世界にウィルスのような生命体が拡散していました。しかも、ヨーロッパや日本ではワクチンの開発が進んでいるのに、アメリカだけは“流感である”と情報操作されているのです。まったくアメリカ政府ってやつは困ったもんだ・・・
局地的な閉塞感はない代わりに、感染者の増大や地下鉄内のアクションシーンが見応えあります。言ってみれば、ゾンビ映画と変わらない・・・ただ、ワクチンさえ打てば治癒するので、むやみに殺すこともできない(といっても、かなり殺してましたが)。そして、感染しても眠らなければ体を乗っ取られることもないのが共通した特徴でもあります。
全体的にはイマイチなのですが、なにしろニコール・キッドマンが素敵なので許せます。彼女は精神科医で息子の父親(かなり悪い奴に描かれている)とは別れてしまっていて、ダニエル・クレイグとの関係も恋人には発展しない微妙な関係を保ってる。息子への愛情にも感動しますが、息子に「私が眠ってしまったら、この注射器を射して!」という場面はしびれてしまいます。
アメリカは情報操作されていましたが、日本だって追随するにきまってる。その後、宇宙ウィルスに汚染された牛肉をも輸入するかもしれませんね・・・
お腹一杯感はあるが…
「盗まれた街」の4度目のリメイク。ストーリー的にはB級だが、ニコール・キッドマン、ダニエル・クレイヴ主演とはなかなかの豪華キャストだ。4度目のリメイクと考えると多いと思うが、同じことを永遠と繰り返してやるのはリメイクでは無い。毎度時代ごとの社会的なテーマを混ぜ込んで映像化している。一般的な評価や興行面においては不振に終わったが、個人的にはかなり好みの作品である。
終盤でダニエル・クレイヴ演じる人物がエイリアンウイルスに感染した際の台詞に本作の言わんとしている事が明かされる。
我々は存在は別々だが、「他者」が存在しないというもの。要するに別々の個体でも皆が同じ中身という事だ。そうすることで戦争等の争い事が無くなるという物だ。良く考えればそれこそ、人類が追い求めていた理想郷では無いか。
だが、主人公含め観客側も自分と他者はそれぞれ別、個人主義を貫かんとする。それでこそ生き物であると。そういう考えが争いを産む元凶なのかもしれないが、追い求める理想郷と現実のギャップ、我々の本来あるべき姿とは何なのだろうか。キャストが豪華なB級感が拭えない作品だが、何かと考えさせられる作品だ。
あっさりシンプルだけど普通には楽しめたSF映画でした
前置きは短く終わりもあっさり、何ともシンプルにまとめられたウイルス感染系SF映画でしたが、まあ絶賛するような内容では無かったですけど、90分強にまとめられたコンパクトさやキャストの魅力込みで、何気に嫌いではなかったSF作品でした。
元はSF古典小説で今回が4度目の映画化だそうですが、なるほどそれを聞けば納得のシンプルさ、正直かなり古臭さを感じる内容だったのも、それなら仕方ない、と言うかむしろこの古臭さやあっさり感も、このキャストならばそれはそれで見れちゃうところがあって、個人的には意外と楽しめましたよ。
しかしこのウイルスは、怖いんだかそうでもないんだかよく分からないところがありましたね。
逆に言えばそれが怖いとも言えますが、いくらなんでも設定がガバガバ過ぎたところはちょっとなぁ・・・。
バレないようにニコール・キッドマンが無表情で歩いてる姿、突っ込みどころ満載過ぎてちょっと笑っちゃいました。
普通はバレるでしょって・・・。
感染発症した者達の行動も、何だか一貫性が無さ過ぎて冷静に見ちゃうとおかしなところだらけだったような・・・。
でもまあニコール母子の危機回避アクションスリラー的な部分は十分面白かったですから、ガバガバ設定でもハラハラドキドキしつつ普通には楽しめるSF映画だったでしょうか。
それと主人公にニコール・キッドマン、その恋人(友達以上恋人未満的でしたけど)にダニエル・クレイグと言うキャスト陣がとても魅力的でした、と言うかこのキャストじゃなければB級SFでしか無かったとも言えましょうかね(苦笑)
とにかく画的に映えたなぁ、ニコールが本当に美しくて、それ見てるだけでも十分なぐらい、あの私服と言うか部屋着も妙にエロくてね・・・。
息子ちゃんも顔が可愛くて、ビジュアル最高母子でした、それに加えてダニエルですから、画的にはホント文句無しでしょ、それから元旦那のヌメヌメ感も何気に効果的なキャスティングだったと思いましたよ。
眠ったら終わりの極限の状況も、そのつらさはよく分かるだけに、ニコールと同じ気分になったつもりで見悶えたなぁ、あんなヌルヌルベッタベタ状態にはなりたくないもんね。
しかし感情がなくなれば争いごとも起こらないなんて言われると、確かにそうだとは思いますが、それだと人間が人間でいる意味もない訳で・・・そんな妙に哲学的なテーマも、何気に印象深かった作品でした。
でも、やっぱりこの映画は1にも2にもニコール・キッドマンでしょ、おかげで目の保養になりました。
そう言えば地味にマリン・アッカーマンもどうでもいいようなチョイ役で出てましたね・・・。
少しゾンビっぽい
ニコール・キッドマンにダニエル・クレイグとなかなかの豪華キャストだったにも拘らず、あまり認識のない映画。でもかなり良かった。
宇宙からスペースシャトルの残骸とともに飛来した謎のウィルスに感染する人間。感染した人間は、感情、人間特有のエゴを無くしてしまう(感染した人間が、バイオハザードのゾンビ並みに未感染の人間を襲う姿にはやや違和感というか、やり過ぎ感があった)。
感染した人間は人間的なエゴが無くなり、ひいては戦争やテロが起きない理想的な世界になる。一方ワクチンの開発により感染が収まるとまた戦争が勃発してしまうという皮肉。ここには深く考えさせるテーマがある。
ダニエル・クレイグの活躍に期待したが、ちょっと残念な感じだったなぁ。やはりジェームズ・ボンドのようにはいかないか。
ニコール・キッドマンの演技力
サスペンス映画かと思ったらアクション映画だった
意外と二コール・キッドマン主役は期待以上
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