「折角の再上映なら4K版で観たかった」ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 さかゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
折角の再上映なら4K版で観たかった
もう4KのBD発売を控えているのだからリマスターしたものを上映して欲しかった。
途中信じられない程ジャギった解像度の足りないカットが何回かあり驚いたし、デジタル制作なのに撮影はフィルム感あるボケ方で2025年に観るにはキツいハイビジョン黎明期の映像だなと思った。
また当時1.01を購入して何度も観ていたので1.11を観るのはレンタルで1回観て以来だったのだが、序盤に足された1話のシーンはめちゃめちゃテンポを悪くしていていらんことしてるなと思った。司令部ゲンドウと冬月のカットなんて絵柄と色違い過ぎて違和感凄かった。
また、使徒爆発時や使徒移動時に足されたエフェクトも気が散るから要らないと思った。
普通に1.01のきれいなものが観たい。
映画の内容についてだが、もう正直1995年のTVアニメを今観るのは結構しんどい。当時の勢いと放送媒体という制約があるからか心情の変化が唐突で展開が早過ぎる。冷静になって考えてみると「出撃ぃ!?」からの冷徹な「乗りなさい」は最早理不尽。とか。
1〜5話までのパートはとにかくきつかった。
メインの6話はボンズの素材は使わずまるごと新作パートなので、急に映画の集中力が高くなり「観れる」内容になったのは笑った。あ、新劇場版やっと始まったなと。
そして次回予告。もうリマスターされるんだし金曜ロードショー版の次回予告に差し替えても良かったんじゃないの感。色の違う5号機、やたら勢いよくヌルヌル落ちてくる顔の違う2号機、色の違うMark6、ないアスカ、ないぶたれるリツコ、違うシンジと今となってはないないづくしの内容なのだから普通に破の映像を観たかった。次回予告なのだから。
あと最後に苦言を呈すると林原めぐみさんのネタバレオンパレードの挨拶はいかがなものかと。
もしかしたらもしかしたら一人か二人位はこの再上映で初めてエヴァ観るって方もいらっしゃるかもしれないのだし、「シンエヴァで出てくる〇〇の中には〇〇が入ってて……」なんて話は「序」の上映前にする話ではないと思う…。
色々モヤッた再上映でした。
