「お疲れ…?」ラッシュアワー3 mori2さんの映画レビュー(感想・評価)
お疲れ…?
今年の“夏休み、シリーズ映画祭り(^^;”のトリを務める本作。前作から6年が経過。ぶっちゃけ、どんな内容だったか殆ど思い出せないまま、吾輩映画館へ向かいました。
ジャッキーのアクションは、相変わらず素晴らしいのですが、如何せんこの手の役(ハチャメチャアクション物の刑事)を演じるには、少々お歳を召されたかと…。また相方のクリス・タッカーも、マシンガン・トークは健在で楽しませてくれるのですが、おいお前!凄え太ったんじゃねえか?あごのラインなんて、別人みたいに丸~いやないか!そんなブヨブヨで、アクションしたらアカンて!!…と、いうように主役2人が少々お疲れ気味でございまして、アクションは凄いんですけど何か全体的にユル~イ感じが映画全体を包んでおりました。どうしちゃったの?ブレット・ラトナー監督!何でこんなにユルユルなのさ?!
こうなりますと、この映画の見所はもう真田さんに尽きる!と言ってもイイでしょう。とにかくハリウッド映画でも、存在感タップリ。アクション・シーンもお手の物(さっすが、元“JAC”)!もお、水を得た魚のようでしたね。そしてもう1人、日本人女優として工藤夕貴さんも出演されておられるのですが…『何で、あんな役やのん??』アクション満載の役どころなんですが、見ていてかなりしんどいと思いました。「ダイ・ハード4.0」のマギー・Qには及びません。いや、がんばってはおられるんですけどね。この役としては…(って言うか、この役の女自体がイマイチ何しに出てきたのか、よくワカランかったんですよ!)。
ストーリー的には、マックス・フォン・シドーがスクリーンに出てきた時点で、ある程度読めてしまいましたので、ついアラ探しに走ってしまいました。でもな~んにも考えずに軽い気持ちで観るには、最適なアクション・ムービーだと思います。但し、もう次回作は…(^^;。