「アイドル映画ですね」阿波DANCE フリーダさんの映画レビュー(感想・評価)
アイドル映画ですね
東京のヒップホップのダンス大会で優勝した女子高生が両親の離婚で転校した先は、ヒップホップとは無縁の徳島・鳴門。転校先の高校で、地元の伝統・阿波踊りを誰よりも愛する阿波踊り部のメンバーと出会う。最初はもちろん対立し、お互いの踊りを非難し合うが、次第に情熱はひとつに向かって動き始める・・・。
主役の女子高生に来年の朝ドラヒロインが決まった榮倉奈々、鳴門の地元高校生に勝地涼/北条隆博/橋本淳/尾上寛之、その他高橋克実/高樹沙耶/笑福亭松之助/岡田義徳/星野亜希(役者の時は漢字だそうです)、、、まぁなんとか芝居が出来るのは高橋克実と岡田義徳くらい、、、あとはもうひどいもんです、、、脇役の演技がしっかりしていないと、観ていて辛いです(*´Д`*)
その他、AWA DANCE”の振り付けを担当したのは、KABA.ちゃん。だそうです。
榮倉奈々のダンスが下手過ぎる(>▽<)この娘って基本的なリズム感が無いですね。
頑張って振り付けは覚えたのは判るけど、持って生まれたリズム感というものが無いからお遊戯になってしまっています。
東京でヒップホップダンスに熱中していた少女という設定ならまだしも、ダンス大会で優勝してNYからスカウトされる位の天才ダンサーって、、、
ダンスがメインの映画なのにこれじゃ最初からシラケてしまいます。
ちなみに勝地涼も名人高橋克実の息子という割には、下手過ぎます(高橋克実は上手かったです)
それから凄く不快だったのが、中心の5人以外の高校生達の雑な扱いです。
いかにもエキストラって感じの扱いで、一緒にダンスをやっている仲間という雰囲気がまったくありませんでした。(最後のダンスも5人だけだったし、、、)
みんなで頑張ってダンスの練習をしている感じもあまりなくて、最後のダンスシーンに共感するものがありませんでした。
その点、「ウオーターボーイーズシリーズ」は、中心メンバーだけではない連帯感、練習の苦労や頑張りが伝わってくるので、最後のシンクロのシーンに感動出来るのです。
ちなみに、上映後に女の子5人組の「阿波ダンサーズ」の生ダンスがあったのですが、当然のごとく上手かったです。
改めて彼らのダンスの下手さが判ってしまって、、、、どうなのよ、いいのかいそれで!