呪怨 パンデミックのレビュー・感想・評価
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今度の呪怨はもっと凄かった!
ハリウッド版『呪怨』の第2弾
今度の怨念は世界にまで広がりました。中でもラスト10分辺りのオリジナルを含んでの衝撃がやばかったです。
パンデミックとは感染症が流行すること・・・ということは、呪縛霊のような固定のものとは全く関係ないような・・・
それで、この呪怨シリーズのハリウッド第2弾ではカヤコもトシオもアメリカへテレポーテーションしてしまう。時間も自在に操ることができるんじゃないか?とも感じてしまいますが、それは映画のトリックでした。とにかく、登場人物が3つのグループに分けられていて、新たに幽霊屋敷に忍び込む3人、前作での被害者の妹とジャーナリスト(エディソン・チャン・・・なぜ?)、そして最後までどんな繋がりがあるのかわからないシカゴの家族。まるで最近の流行である映画の構成そっくりでした。
ホラー映画にこんな構成が必要あるのか?という疑問はさておき、いつもの呪怨の展開と3つのストーリーがどう絡むのかというサスペンスのような雰囲気。それに、日本語吹替版のため、アメリカ人と中国人がどうやって日本人と会話しているのか・・・そんなことを考えながら観ているとホラー映画であることすら忘れてしまいます。また、その吹替え担当がハリセンボンと森三中・・・森三中はまだいいのですが、ハリセンボンのやる気のない棒読み台詞では映画にのめり込めません。
なんとなく筋が読めてきた終盤になると、眠気が襲ってきました。トシオのテレポーテーションではなく、生き残った女子高生アリソンがアメリカに連れてきたようでした。トシオが病原体だとすると、キャリアであるアリソンが全米を歩き回れば、感染症も流行するのかもしれませんね。次回作があるのなら、トシオとカヤコのコピーがいっぱい生まれるのかもしれません・・・それは結構怖いかも・・・
【2007年9月映画館にて】
怨みは増殖する
牛乳・・・
笑える!
確かに恐怖映画で怖いシーンも多いですが、外人が作る日本の映画ということで、笑えるシーンが豊富。
日本の携帯や公衆電話の呼び出し音が、アメリカンな感じで思わず「欧米かっ」と突っ込みたくなる…。
あと、田舎のおばあさんと外人の娘が普通に会話しているけど…。
恐怖に怯えているより、考え込んでしまう時間の方が多い一品。
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