劇場公開日 2008年6月7日

「見事な脚本は三谷幸喜監督!日本のノスタルジーと夢を感じる映画」ザ・マジックアワー 野寄聖統☆オーナーさんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0見事な脚本は三谷幸喜監督!日本のノスタルジーと夢を感じる映画

2019年5月29日
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笑える

興奮

三谷幸喜さんが監督兼脚本を手がけた好きな作品の一つです。

佐藤浩市さん演じるしがない役者の村田が、本物のマフィアの世界に巻き込まれながら、そうとは知らずに本気で演技をし続けるストーリーです。

レトロな街並みに拠点を構えるマフィアや勢力争いなどを分かりやすく柔らかく描いていて、日本の昭和のノスタルジーを感じます。

同時に、映画の撮影だと思い込んでいる村田の大胆不敵なマフィアとの絶妙なやり取りは、ハラハラしながらもついつい笑ってしまいます。

小さい頃に憧れた理想の役者像を追い続けて努力する村田にどんな結末が待っているのか。

マジックアワーというタイトルは人生の一つの指針かもしれません。
努力をし続ければ誰にでも人生の最高の瞬間が訪れることを教えてくれます。

野寄聖統☆オーナーさん