劇場公開日 2007年11月10日

「三木節全開」転々 オレさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5三木節全開

2016年1月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

大学8年になったオレは三色の歯磨きを買えば人生がどうにかなると思っていた
もう冒頭から三木節全開!この訳の分からないワードチョイス、最初のセリフであ、三木映画だって感じた笑。
三木映画の特徴である画面の外の小ネタが面白いも健在。駅の伝言板に大きな字でお願いです探さないでください!や長すぎるラーメン屋の行列とシュールさ全開。
麻生久美子扮する三日月しずかがカメオ出演してたり、スナックの名前が時効と時効警察ファンにはたまらない演出もアリ。

本編は2人の男が東京を散歩するというホントに面白いのかその映画みたいなあらすじだけど役者がやはり上手い。散歩の目的に自首という重いものがあるのにどこかゆるい笑。お互い家族の思い出を巡りながら、いつの間にや仮の家族を演じることに。しかしそれがまた温かい。オダジョーと三浦友和がホントの親子のような描写が描かれていたけどそれはお客の想像に任せるといった感じ。吉高のテンションがすごすぎてかわいいけどちょっとアレな人にも見えた笑。キョンキョンは変わらずキレイなおばさんいい老け方だと思う。

ラストのあっさり感は異常笑。もう少し余韻持たせてくれてもいんじゃないかなと思った笑。

オレ