「This is where to end. ジェイソン・ボーンの記憶を巡る旅、第3弾」ボーン・アルティメイタム アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
This is where to end. ジェイソン・ボーンの記憶を巡る旅、第3弾
マット・デイモンの当たり役ジェイソン・ボーン・シリーズの三作目です。第二作目の「ボーン・スプレマシー」から直接繋がっている作品なので前作を観ている事は必須ですね。前作で評判の悪かった手ぶれやカットが細かすぎて何が起こっているか分からないという点は随分と改善されている感じを受けます。
物語はロシアから始まり、イギリス、モロッコ、そしてアメリカへ。今までアメリカのCIA職員でありながらヨーロッパが物語の中心だったのですが、ついにアメリカに帰還です。相変わらずボーンさん頭も体もキレッキレで見るものを圧倒します。イギリスでジャーナリストに指示を出しながら動くシーンとか、モロッコでの民家を通り抜けながら殺し屋に追いつくシーンとか、NYでのカーチェイスシーンとか印象的なシーンが盛り沢山!ちょっと都合がいいなかっと思える所も気にならないぐらい物語に引き込まれます。
前作のラストが物語の中盤に繋がっている所といい、本作の最後「ボーンが川に落ちて3日間見つかっていない」というニュースをみてニッキーの笑顔で終わる所といい監督の非凡なセンスを感じます。やー、面白かったです。
しかし、アメリカのCIAがイギリスで一般人のジャーナリストを射殺したのって、作中では結構あっさり流されていましたが、実際バレたら大きな国際問題になるのではないでしょうか?他の国で勝手に一般市民殺してるわけですし・・・CIAって本当にそれぐらいやってそうで怖い!!
talismanさん、コメントありがとうございました。
新聞記者に指示を出しながら動くシーンは緊張感ありましたよね✨ボーンさん、頭が良くって強いけど悲劇的でもある映画史に残るキャラクターだと思います。