「もっとも美しい映画」ミス・ポター りりまるさんの映画レビュー(感想・評価)
もっとも美しい映画
私が見た中で一番きれいな映画でした。
緑豊かな美しい自然で、ロンドンの屋敷やその中の調度品、街並みに至るまでCGなどではなく全て本物の美しきでした。
それだけでなく、ファンタジーで溢れています。絵と現実がうまく融合していて素晴らしいです。まさに、ピーターはポターのお友達でした。
時間が経つのを忘れて、こんなに見入ってしまったのは初めてです。
ピーターラビットのことはよく知らなかったのですが、一瞬にして魅力に取り憑かれてしまいました。
世界観が作り込まれていて、ミスポターの頭の中に飛び込んでしまったようでした。
物語を聞いてると、とてもおもしろくて童心に返ってしまい、もっと聞きたいと好奇心でいっぱいになりました。
ミスポター役の女優は、表情ひとつひとつが自然で、ミスポターの人柄が前面に出ていました。
一般的な女優に比べて容姿はもうひとつのはずなのに、しぐさ笑顔、夢や自信でかわいくて素敵な女性を見事に演じています。
本が出版されたときの喜び、愛する人との喜び、親との衝突や怒り悲しみなど、それぞれ異なっていて、同じような感情が湧いてきました。
この映画でミスポターを初めて知ったのに、昔からよく知ってるような気分になりました。
この映画を見ていてとても幸せな気持ちになりました。何回でも鑑賞したいです。
<字幕、ノーカット>
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