「「SP」の方が面白いからなぁ」陰日向に咲く フリーダさんの映画レビュー(感想・評価)
「SP」の方が面白いからなぁ
劇団ひとりの小説の映画化ですね。(読んでません、あまり読む気になれなかった、、、)
パチンコにハマって借金まみれとなった観光バスの運転手シンヤ(岡田准一)は、心優しい上司の援助を受けて立ち直ろうと努力していたのだが、やはりパチンコを辞められず、更に借金を重ねてしまい、遂にはオレオレ詐欺に手を出してしまうのだが、、、
浅草で偶然出会った寿子(宮崎あおい)は、自分の母親の鳴子(宮崎あおい・二役)が昔愛していた芸人の雷太(伊藤淳史)を捜していた。
人生に疲れていたエリートサラリーマンのリュウタロウ(三浦友和)は、モーゼのようなほら吹きホームレス(西田敏行)のもとに弟子入り。ホームレス生活をはじめる。
売れないアイドル・みゃーこ(平山あや)を追いかけるアキバ系ヲタのゆうすけ(塚本高史)。
これらの人間関係が、最後にひとつに繋がって行くというお話です。
なんだろう、、、始まりからどうも好きになれない雰囲気でした。
宮崎あおいと伊藤淳史の演技があまりにもヒドいからだろうか、、、?
宮崎あおいの演技力で、漫才師は無理なのだから、二役ではなく母親は別の役者で良かったのでは、ないだろうかw( ̄▽ ̄;)w
そもそもパチンコにハマって借金するような奴に感情移入が出来ません(>▽<)
大人になってまで、そんなに母親の死を引きずらないだろうしなぁ、、、
家も金も仕事もあるのに、ホームレス生活を体験するのもなぁ、、、そんな簡単に馴染める生活ではないだろう(>▽<)
三浦友和も「転々」ほどの演技ではありませんでした。
西田敏行は、相変わらず完璧でした(*⌒▽⌒*)b
そんな中、平山あやと塚本高史の話が他と繋がっていないような気がしたのですが、何か関係があったのかなぁ、、、(このお話が一番良かったのだが、、、)
結局、ストリッパー・ジュピター(緒川たまき)を通して繋がって行くのだが、ちょっと無理矢理気味かなぁ、、、
バラバラの話がひとつに繋がって行くという驚きを与えたかったのだろうが、まぁあまり驚かなかったし、、、何か浅いのですよ(≧◯≦)ゞ
いくら岡田准一が頑張っていてもねぇ、、、(「SP」の方が面白いからなぁ)
内容が良い悪いではなく、何か好きになれない映画でした。