ALWAYS 続・三丁目の夕日のレビュー・感想・評価
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行列に並ぶのは、田舎者のすることだ
映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」(山崎貴監督)から。
内容は期待し過ぎた部分があって、ちょっと物足りなかったが、
「気になる一言」という視点でいえば、メモは溢れた。
特に「東京タワー」が完成し、昇ってみようと誘われた時、
断った台詞が面白かったから「気になる一言」。
「行列に並ぶのは、田舎者のすることだ」
確かに当時は「お上りさん」という言葉が流行っただろうし、
物珍しいことで行列を作るのは田舎者だったかもしれない。
しかし、時代は変わった。
今では都会人の方が、わざわざ並んでも手に入れようとする。
田舎者は、そんなに待てな〜い・・とばかり、並ばない。
50年後の映画では「行列に並ぶのは、都会人のすることだ」の
台詞が、使われているかもしれないなぁ。
PS.
主題歌「花の名」(BUMP OF CHICKEN)は最高でした。
ストーリーは並だけど・・・
ストーリーは単純なのでお子さんが見てもわかりやすいと思います。また、昭和30年代のレトロ~な感じがなんとも良くって、ご年配の方々も喜んでご覧になっていました。老若男女、様々な方が楽しめる映画だと思います。
茶川(芥川じゃないよ)扮する吉岡さんの演技もいいのですが、子役たちそれに堤さんの演技もすばらしい!
映画を見た後、なぜか東京タワーに登りたくなってしまいました。
やっぱり・・・だね
2とか続とかつく映画って、やはり1作目を超えることはできないものですね。泣けるし、笑えるしおもしろいんだけれど、1作目ほどではないですね。あと、子役の子がやけに大きくなってしまっていて、なんとなく変だと感じたのは、私だけでしょうか?
日本遺産認定!
ドキュメンタリーじゃ無くても、国営放送のアーカイブ番組じゃなくても、こうやって残していくのって良い!
自分にとってのアノ頃じゃなくても、しみじみ良い時代だなって感じます。
現代の殺伐に嫌気を感じ、それでも今の生活を大事にしたいって感じて、なんだか「ギュッって」したくなる幸せなストーリーです。
美しい国ニッポン!
続編ってあまり期待しすぎるとがっかりするので期待せずに見に行きました。それが良かったのか(?)前作とは違った感動が出来ました。私はまだ生まれていなかった日本を少しでも知る事が出来たような気がしてすごく勉強になるし、昔は当たり前だった家族の姿を見せてくれている所も凄い映画じゃないかなと思います。ちなみに、原作が漫画だった事を知ったのは続編を見てからでした。
アリだけど新味ゼロ。
三連休の日曜日のシネコンで鑑賞。劇場は老若男女がひしめき、始めから年配の方たちの笑い声が絶えず、それがやがて泣き声に変わり…。
皆んながあるひとときを幸せな気分に浸ることが出来て、古き良き昭和を懐かしむことが出来たという意味では、充分、アリな作品だと思う。
前作と変わったことをしようとせず、ベタな脚本でブレない作品を作ったというのも評価出来るだろう。
だが、あえて言わせてもらえば、今作で私は笑いこそすれ、泣くことは出来なかった。
その理由はいくつかある。
一つは小エピソードの積み重ねが無いということ。
都電でお母さんに会いに行くエピソード。「困ったときに開けてごらん」という薬師丸ママが預けた1000円札のエピソード。都電の通る街育ちの私にとって、同じ経験のあるドンピシャのエピソードだった。小学校2年の秋、飛鳥山公園に遊びに行った帰り、都電の駅で気付くと外は真っ暗。帰るお金もない。その時の心細さといったら!私の場合は、母が迷子札の中にいつも1000円札を入れておいてくれた。
だが、続編では、このような珠玉のエピソードの積み重ねが見られない。
二つめは同じ話で2度泣けないということ。
前作で一番泣けたのは淳之介が車を降りて吉岡君に駆け寄るエピソード。だが、続編でも全く同じエピソードを繰り返す。小雪が一緒に暮らすか暮らさないかも同じ。吉岡君がコミカルな演技をしてくれるのは良かったが、脚本がベタすぎて始めから最後まですべて思ったとおりにことが進み、何の感動も得られなかった。
三つめはラストが解決していないこと、東京タワーが何の象徴にもなっていないこと。
小雪は借金があるから踊り子として働いている。大阪のだんながその借金を返してくれたなら、簡単に結婚を破棄できるはずがない。ラストも東京タワーに登って終わるな、と確信していたら全くその通り。だが、脚本上に何の関連付けもない。『続々・三丁目』で大阪のだんなさんが小雪を追って出てきたり、またもや淳之介の父親が同じエピソードで出てきたり…なんて話は間違ってもやらないでもらいたい。
四つめは登場人物たちが、『ピーターパン』などおとぎの世界の話のように成長がないことだ。六ちゃんや一平君など役者さんは成長しているのに、三丁目の住人には何の変化も無い。やはり、彼らが成長していくエピソードをみせるべきではないかな?
監督さんが特撮出身の方なので、昭和の風景は素晴らしいが、私は今作を観ると映画を見ているというより、歴史博物館でジオラマを観て郷愁に浸っているような気分になる。
原作はエピソードがたくさんあるんだから、いくらでもまだ描くことがあると思う。次回作では、ぜひ脚本を強化して、ドラマで泣かせて欲しいものだ。
三丁目の続編?がんばれよ!と思いつつ
初めて続編製作のニュースを聞いたとき、自分は前回と似た不安を脳裏をよぎった。
これほど完成度の高い映画に続編など作ってよいのだろうか?
制作会社のいいように製作されていないか?
何でも続編作ればいいと思ってないか?
しかし、そこはALWAYS。
前回と同じようになんとかしてくれるはず。
原作と比べてしまうとこの映画は楽しめないことは前作で分った。
あくまでこの映画は「三丁目の夕日」ではなく、「ALWAYS」としてみることが大切なのだ。
鑑賞時は涙でずれるのを防ぐ為、
コンタクトを外し、
珍しく眼鏡で劇場に足を運んだ。
ティッシュも持った。
泣く準備は万端だ。
泣いて笑って我この映画の魅力であり、幹なのだ。
そしてあのTOHOシネマスコープで映画は始まった。
いきなりあり得ない展開で笑わせてくれた。
社長さんの茶番劇で笑わされた。
一平君と美香ちゃんのやり取りに笑わされた。
宅間先生に笑わされた。
六ちゃんと猛夫君に笑わされた。
シュークリームで笑わされた。
東京タワーで笑わされた。
そこで気づいた。
これは駄目だ。
笑ってばっかりだ。
「笑いあり涙あり」の「涙」の部分がない。
確かに途中目頭が熱くなるシーンは何度かあった。
でもそれでは全然足りないのだ。
涙が流れないと意味がない。
前回みたいに中盤辺りから5回ぐらい泣かせてくれないと全然足りないのだ。
それがこの映画の醍醐味だったはず。
勿論、映画としてはこれで十分だ。
むしろ満足。
しかし、ALWAYSというブランドを背負っているのにこれは何だろうか?
まるで優勢勝ちで金メダルをとってしまった柔道の試合のようだ。
観客はきれいな一本を望んでいるのだ。
あれだけの僕の準備は何だったのだろうか。
温かい気持ちにはなったが少し拍子抜けして劇場を去った。
前にできたことが何故できない?
頼むよ、山崎さん。
観にいくべき。
公開初日に観にいきました。
最初の4分、世界的なスターが出ると聞いていたんだけど、、、まさかの登場でした。面白かった。
全体的に、一つ一つのエピソードはキレイでよかったけど、私には若干詰め込みすぎなんじゃないかなぁ・・・と思うところがあり。
でも細部に渡ってすごくよくできてる。
そして鈴木オートには泣かされました。しかも一平、かわいいじゃないかぁ。
ちなみにうちの家族の中では2の方がよかった!!っていう意見も多い。
だから、1を観た人は、絶対観るべき。
そして1を観ていない人は、絶対1を観てからみるべき、な映画です。
昔こうだったような気がする
昭和30年代の、まだ貧しいけれどこれから上昇してゆく気運の中の庶民の生活や、コミュニケーションのとり方や、悪い奴にだまされたぁ系のドッキリや、愛や立場やなんやかや
続・ものは期待してなかったのですが、前作よりも出来がいいよねぇ
ん~。前作観てなかったから・・・
とても前評判がよかったし、企業などがかなり宣伝していたので、期待していました。
昭和の町並み、人情、など、この時代を知らない自分にも、どこか懐かしくて、ほのぼのとした感情になり、良かったのですが、
ストリーは、前作を観ていなかったので、
根本的な所で、茶川さんが何で他人の子を育てないといけないのか・・・など、少し疑問が残るものでした。
でも、周りの映画を観終わった人たちは、皆満足そうで一部拍手がおこりました。少し取り残された気がしました。
しっかり前作をチェックしてから行くべきでした。
いいねー、昭和。
私自身、「昭和」の時代を十数年しか経験していないため、『これが昭和という時代だったのか。』と大いに感じさせてくれる作品でした。懐かしさ、楽しさ、そして感動。主人公の吉岡さんの、のんびりほのぼのとした演技にも魅了させられました。
ALWAYS続・三丁目の夕日
期待を込めて見させていただきました。前作は、映画館ではなく、たまたまある上映会で見ることができました。何の予備知識もなく、いつの作品かも知らずに見たのですが、久々にSF・アクション以外で感動することができました。続編が上映されると聞き、今度は是非映画館で・・・と思い足を運びましたが・・・これがまた素晴らしい作品でした。3作目はないのかな・・・期待していますが多分ないでしょうね。とにかく誰が見ても、1作目を知らなくても、十分に楽しめる作品だと思います。
当時を生きていないのに...なぜだか懐かしくて涙がとまらない
古きよき時代昭和を舞台にまきおこるなにげない人情ドラマが感動を誘った傑作「ALWAYS 三丁目の夕日」から2年...ついにその続編が完成した(>_<)前作が傑作すぎたのかどうしても前作と比べてしまい、ストーリーにあまりまとまりがない点と高度経済成長時代へ足を踏み入れていた時期なのに時代背景があまりつたわってこない点はやや気になるがそれ以上にやつぱり懐かしい雰囲気と人情劇から感動しないではいられなかった(._.)
昭和60年生まれだからこの映画で描かれているものは体験していないんだけど、不思議と懐かしい雰囲気が伝わってきて気づくとその懐かしさのあまり涙がこぼれていた(>_@)
ストーリーは本当にシンプルで先がわかるんだけど...なんかそれでも悪い気がしないし素直に人情劇を観て感動できてしまうといった呪いにすら近い魅力をもつた作品だということだけは自信をもって言おう☆
その時代を生きていなくても「あの頃はよかったなぁ~」ってつい言ってしまいそうになるよ(>_<)
やさしい日本を思い出して
笑って泣けて、単純といえば単純。
でも、「シンプルでいいじゃない!?」という映画。
人が人を想う。
家族を、仲間を、異性を、隣人を。
泣きたい人にも○。笑いたい人にも○。
シンプルなやさしさに触れたい人にも○。
多くの人がこの映画を観て、
三丁目の住人が増えますように♪
がっかり、、、
第一作が家族愛を描きかなり良かっただけに「やはり二作目はダメ」と言われても仕方ない。この続編は前半は第一作のストーリーとエピソードをなぞりながらダラダラと続き、さしたる盛り上がりも無い。期待感たっぷりで行ったのだが、あまりにも平坦なストーリーで途中でぐっすり眠ってしまった。
まるで当時の生活風景や庶民の生活ぶりを写したいが為の電影カタログになってしまっているからだろう。
最後の最後にやっと泣かせるシーンが少しだけ出てくるのだがなにせ時々流れるセリフが臭すぎる。最後に日本橋の上を歩く茶川と淳之介とヒロミが「今日は夕日が特に綺麗だ」「三人だから綺麗なんだね」という臭いセリフが最後の最後を飾るのはヒドイ。このシーンではむしろ無言でにっこり見詰め合うほうがまだマシだった。
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