名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)のレビュー・感想・評価
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宝島
『名探偵コナン』劇場版 第11作
子供向けとしては良い
背中を預けられるのは貴方だけ。
自分の命がかかっているような絶体絶命の場面で、
安心して背中を任せられる2人の友情が美しかった。
コナン映画のなかではあまり人気がないようだが、
財閥御令嬢で超のつくお金持ちの園子が、なぜこれほどまでに、普通庶民の同級生に、妬まれることもなく愛されるキャラクターなのかがよく分かる。
背中預けたよ、が響く。
長年続く漫画の映画作品として面白い
他のレビューにあるTVスペシャルのような作品という言葉の意味が良く理解できる。
しかし既存のキャラクターがしっかりとコミュニケーションをとっていて、特に少年探偵団がコナンにアドバイスを貰いながら宝の謎を解いていく流れはとても良い。
しかし宝や事件の謎自体は簡単すぎるかもしれない。特に事件の犯人は視聴者が犯人を特定できるであろう確定的なヒントを描写してからが長い。宝の謎は、あれが長い年月誰にも解かれなかったというのに少し設定の無理矢理さを感じる。
トレジャーハンターと鮫の存在のおかげでストーリーにそこそこだが緊張感がある。しかし犯人に魅力がなく、盛り上がるポイントやドキッとさせられるポイントも少ない。よって大人は退屈するかもしれない。
ミステリーよりは冒険譚を見るような面白さがあった。子供達はとても満足するのではないだろうか。
僕はかなり好きです
伝説の女海賊がモチーフ!宝探しが事件に繋がるコナンアニメ映画
~ポケモントレーナーみゆきは、85点の経験値をもらった!~
2007年に公開された名探偵コナンアニメ映画の第11作。
最近、ポケモントレーナーみゆきは仕事が終わっては、懐かしいコナン映画を次々と観直しています。
行く先行く先で事件に当たり前のように巻き込まれるコナン達は、今回もバカンス中に事件に遭遇します。
それも、島の観光課にあった子供向けのようなお宝探しゲームイベントを楽しんでいる最中に、知らず知らずのうちに事件に足を踏み入れています。
今回の物語のモチーフになっている伝説の女海賊の2人「アン・ボニー」と「メアリ・リード」を、ポケモントレーナーみゆきが好きな「蘭」と「園子」の友情になぞらえているところがシビれるポイントです。
ちなみに、この「アン・ボニー」は、マンガ「ONE PIECE」の最悪の世代「ジュエリー・ボニー」のモデルにもなっているほど有名な海賊です。
ラストシーンでこの2人がどう立ち回りを魅せるのか注目してください。
コナン映画恒例の爆発は、いつもと違った形で出てくるのでコチラも楽しみにしておいてください。
★大好きなポケモンに例えると★
ラプラス
背中を預けるのはキミに決めた!信頼関係に感動します。
今回はルパン三世と峰不二子が登場?
女海賊アン・ボニー&メアリ・リードのエピソードが最高でした。ストーリーも前作ほど複雑じゃなく、いたってシンプルなアドベンチャー風。サブタイトルにあるジョリー・ロジャー(ドクロの海賊旗)や宝探しゲームが重要なテーマとなって盛り立ててくれます。また、神海島(こうみじま)近海に沈んでいる海底神殿が神秘さを描き、サメによる残酷さも緊張感を出している。どことなく『グーニーズ』にも似た展開かもしれませんが、それほどハリウッド的ではないところがいい。
推理する部分(ライフルを撃ったのは誰だ?)とか、宝探しゲームが単調でわかりやすいのが残念なところですが、根底にあるのは金儲けのためだけのトレジャーハンターとロマンを求めたかつてのトレジャーハンターとの比較が心に残ります。
アン・ボニーとメアリ・リードは実在の人物。映画でも『女海賊アン』(1951)があるので、いつかは観てみたいものですが、リメイクされるなんてことはないのでしょうか・・・晩年はバハマへ移ったらしいのですが、エンドロールの実写映像がバハマの美しい風景なのです。なんだかここが一番良かったりして・・・
〈2007年5月映画館にて〉
園子の頑張りをもっと見たかった。
コナンが、海賊の宝を巡る謎に挑む物語。
随分前に鑑賞済みですが、録画していたものを再鑑賞。
大きな欠点もないですが、面白みにも欠ける「可もなく不可もなく」といった作品に感じます。
おそらく、犯人役の力不足が原因なんだと思います。黒の組織や大規模爆破事件と戦うコナンにとって、今回の犯人達は小物感を強く感じます。
例えば、クライマックスでは蘭と園子の戦いをもっと厚く描くなどすれば、印象は少し変わったように思います。特に普通の女子高生の園子が頑張れば、それをとても良い印象になるのではないでしょうか?
映画というよりはいつものレギュラー放送。
映画という特別感が特に無い、平常運転の作品に感じた。話が島の中だけで、背景が基本、民家と海。何だか映画にしてはいつもより…規模が小さい…。平面。
小五郎の居酒屋のシーンの皿が何かバランス変。食事シーンのみんなの顔が画数が足りない。光彦君と歩美ちゃんの最初の橋の渡り方がファミコンみたいな動きで、一部作画崩壊してるように感じた。
地上波のレギュラー放送を見ていたんだっけ、と錯覚に陥る。これは映画なのか…?
話も何だか規模が小さかったように感じた。
いつもみたいな大掛かりな爆発があまりない。
非現実だからこうなるのであって、現実的に見るとそうはならないんじゃないかと感じるところもあった。今回はリアリティがあまりなくハラハラといったシーンもあまりなかったようだった。
エンディング後のラストは個人的に好き。
小学生の子供は面白かったようです。
よけいな知識を持たずに海賊等の世界観が好きならはまるのかも。
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