ハンニバル・ライジングのレビュー・感想・評価
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ミニレビュー
満点度 55点(100点満点中)
ハンニバルの生い立ちとしては興味深いし、作品としては映画をそんなに見てなくて今作を見たら面白いと答えると思う。
でも、ありがちな復讐劇だし、そんなに憎悪感もないし、何よりももうちょっと心理描写がほしいな…グロ描写もエグさはあれどそんなによくは見せないからぶっちゃけ物足りない…
言ってしまえば普通のアクション映画って感じかな。
とりあえず暇つぶしにはなる、そんな作品。
やはり始まりはあの大戦。
猟奇っぽいのはあまり好きではありませんが(じゃあ観るな)なんとなく。
予想外にハマりました。テンポがよくて説明的なシーンも多からず少なからずで観やすかった。
戦争映画の要素もありましたが、片寄った表現はなかったと思う。まさかの東洋風味もコン・リーの妖艶さでうまく調和していました。
かわいいレクターの妹があんな事になってしまって、観るのが少し辛かったですわ。
でも面白かったので、このシリーズに注目するかも(遅ーよ)
レディムラサキ、コンリーが日本人役
少し若いコンリーも綺麗です。
ハンニバルシリーズは面白くてゾクゾク楽しめるから好きです。これは気味悪い感じもちゃんと出ていたけどレクター博士の過去は知らないままでも良かったかな。
この俳優さんと今のレクター博士の雰囲気がかけ離れているのでシリーズ映画という感じはなく全く別のサスペンス映画でした。
駄作
導入部を観て、「お?面白そうだな…」と思ったが、あっさり裏切られる。観終わった感想は、「時間の無駄だった」。 羊シリーズの世界観ぶち壊しているので、コアなファンは観ない方がいい。 原作者が脚本を書いたらしいが、どうしちゃったんだろう? アンソニー・ホプキンスはこれ観て、どう思ったんでしょうか…。観てないか?
ギャスパー・ウリエルが若きレクターを好演
名作「羊たちの沈黙」の殺人鬼ハンニバル・レクターの誕生秘話。
幼いときの体験が元で、心が壊れていく青年期のレクターをじっくりと映像化している。そのレクターをギャスパー・ウリエルが好演。妖しく、危険で、鋭い。
音響が素晴らしい。やや硬めだが、冒頭の戦闘シーンは迫力があり、中盤では日本刀の鋼の鋭さがよく表現できている。
レディ・ムラサキ役のコン・リーがいい。日本女優で誰かって言ってもねー。残念だけどコン・リーに代われる人が思い浮かばない。
ホラーとか猟奇ものは好まないが、この作品はよくできている。
カリスマ性を失ったハンニバル
ハンニバル始まりの復讐という話の骨子は興味深いんだが、展開に意外性が無く、人物像も薄っぺらい。原作者の脚本でこれじゃあどうしようもない。
ハンニバルに同情的な刑事を喰わずに(予告では喰いそうな感じだったのに。「ヤミー」って。編集マジックでしたが)生かしている辺り、ハンニバルは人の想像を超えた思考の持ち主ではないという印象が残る。若いからまだ青いのか。ウリエルは良く頑張っているが。
まあしかし、レディ・ムラサキシキブ(?)の刀をハンニバルが打粉で叩くと「シュウィィン!シュウィン!」と風を切り裂くような音がするシーン。何をかいわんや…
多少抵抗もありながら、でもおもしろい
画面から3回も目をそらしたので、おもしろいというのはちょこっと抵抗を感じるけれど、さすがにトマス・ハリス。きわものだけの映画で、終わらせていない。生きる切なさがちゃんと描かれている。
先が読みにくい展開でドキドキしたが、どうもレビューを書けるほど、内容を消化できていない。「ハンニバル」はみていないのだけれども、あの路線かなと思っていたら、まったく違ったからかもしれない。レクターシリーズは「レッドドラゴン」が最高と思っていたが、今回の「ライジング」もなかなか捨てがたい。
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