「ギャスパー・ウリエルが若きレクターを好演」ハンニバル・ライジング　マスター＠だんだんさんの映画レビュー（感想・評価）

名作「羊たちの沈黙」の殺人鬼ハンニバル・レクターの誕生秘話。
幼いときの体験が元で、心が壊れていく青年期のレクターをじっくりと映像化している。そのレクターをギャスパー・ウリエルが好演。妖しく、危険で、鋭い。
音響が素晴らしい。やや硬めだが、冒頭の戦闘シーンは迫力があり、中盤では日本刀の鋼の鋭さがよく表現できている。
レディ・ムラサキ役のコン・リーがいい。日本女優で誰かって言ってもねー。残念だけどコン・リーに代われる人が思い浮かばない。
ホラーとか猟奇ものは好まないが、この作品はよくできている。