「妹のための復讐劇」ハンニバル・ライジング kame-pukupukuさんの映画レビュー(感想・評価)
妹のための復讐劇
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自宅で動画配信サービスを利用して視聴しました。
レクターシリーズを3作見たため、流れで本作を見ました。
本作はレクター博士の幼少期から青年期が描かれていますが、これまでのレクターシリーズとは毛色が大分違うな、と思いました。
なぜカニバリズムという方向に至ったのか、人体解剖への知識という部分については理解できましたが、なぜその後も殺人を犯していくのか、継続してカニバリズムしていくのか、という部分については説明がなかったように思います。カニバリズムが愛のためということであれば、前3作で描かれたレクター博士像とは少し違うような気がします。(自分の理解不足であればごめんなさい。)本作と前3作の時の中でレクター博士になにかあったのでしょうか。
また、余計な疑問ですが、これだけフランスの警察から容疑者扱いを受けていたレクターが、後にFBIから捜査協力を申し込まれるような存在になれるのか、というところはかなり疑問でした。
さらに余計な感想ですが、やっぱり日本人や日本文化の描かれ方には違和感がありました。これはもうしょうがないことなので、映画自体に対しての採点とは関係ないですが。
いろいろ疑問点を書いてしまいましたが、後のレクター博士を感じさせるシーンや、復讐劇自体は面白かったです。
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