劇場公開日 2007年4月14日

サンシャイン2057のレビュー・感想・評価

全22件中、1~20件目を表示

4.0命にプライオリティをつけざるを得ない究極の状況

2018年11月7日
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鑑賞方法:VOD

興奮

知的

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momokichi

3.5豪華絢爛キャスト陣

2024年3月15日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

興奮

オッペンハイマーをどうしても意識してしまいました😅

キリアン・マーフィー、真田広之、ミシェル・ヨー、クリス・エヴァンス、ベネディクト・ウォン、ローズ・バーンと、キャストの質の高さは折り紙付きです。

インターステラーを彷彿とさせるSF映画で、恐怖をひしひしと感じさせられます。劇中に挿入される“サブリミナル効果”がとても怖く感じました。

他方、雰囲気で誤魔化した感の否めないアクションシーンなどがクライマックスで多く見受けられ、何がどうなっているのか殆ど分かりませんでした。
とは言えラストシーンの魅せ方、終わらせ方に感銘を受けました。

価値ある作品です。一度観る価値は充分にあります!

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蜷川吝塀

4.0個人的な生と人類の未来

2022年11月6日
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太陽活動の低下によって氷に閉ざされた地球を救うべく、ありったけの核爆弾を搭載した宇宙船で太陽へと向かう8人のクルーたちの物語。次々と襲いくるイレギュラーに対してクルーたちが苦闘するさまが終始暗澹たる筆致で描かれており、『アルマゲドン』のようないかにもハリウッド的な感傷主義とは一線を画している。かといってクルーたちはシステマチックな冷血漢というわけでもなく、むしろ常に不安や人道的葛藤といったものに身を苛まれている。そうした個人的な懊悩を人類の未来という大義の前でいとも簡単に捨て去ることのできる彼らの姿には、一般的な人倫を超越したプロフェッショナル意識、すなわち人類全般としての自尊心のようなものが宿っていたように思う。

ことさら興味深いのは、地球への帰路が完全に断たれたことが判明した後もクルーたちが各々の役割を最後まで遂行したということだ。ここでアルフォンソ・キュアロンの『トゥモロー・ランド』という映画を引き合いに出したい。本作ではあるときを境に突然世界中の女性が妊娠しなくなってしまい、それによって世界中が荒廃の一途を辿っていく。よくあるアポカリプスもののような気もするが、それらとは少し事情が違う。本作には隕石落下や巨大地震といった「俺たちはこれから死ぬんだ!」という当事者性がない。子供が生まれなくなるのは確かにヤバいが、それによって自分が直接死ぬわけではない。にもかかわらず人々は狂い、争い、世界は終末論の色調を帯びる。

これは、人々が「個々人としての生」以上に「人類としての存続」のほうに重点を置いているという価値観を潜在的に有していることの示唆だ。なぜ子供が生まれなくなることで今現在を生きる人々が荒廃に陥るかといえば、子供が生まれないことが人類としての途絶を意味するからだ。

以上を踏まえれば『サンシャイン2057』におけるクルーたちの献身的姿勢も容易に理解できる。クルーたちは自分たちの生のさらに先に人類の未来というより大きな価値を見出していたのだ。それゆえ死のニヒリズムや絶望的な狂信(=ピンバッカーの太陽信仰)を打破することができたのではないか。

宇宙船が核爆発を起こす瞬間の眩いばかりの光、凍土の朝にぼんやりと差し込む陽光。それらは人類の未来の存続を高らかに歌い上げる。思えば作品全体を覆う陰鬱なトーンも、すべてはこのラストシークエンスに鮮やかなコントラストを与えるためのものだったのかもしれない。

一般的にはSFとして認知されているようだが、その語り口はどこまでもホラー映画的だ。イカロス1号の乗組員たちの写真がサブリミナル的に挿入されたり、カメラの焦点が絶えず合わなかったり、かなり意図的にホラーに寄せている節がある。さればこそピンバッカーの唐突な闖入にもあまり違和感がない。初めからホラー的側面を押し出していけばもう少し市井の評価も高かったんじゃないかと思った。

それにしても「SF描写の精緻さがホラー要素の嵌入によって台無し」みたいな感想が多くてやるせない気持ちになる。ジャンル性に固執して映画を見るのももちろんいいとは思うけど、そのジャンル性なるものが、隣接する他ジャンルとの相互干渉によってその輪郭を獲得しているということにもう少し自覚的になってもいいんじゃないか。「SFならこうあるべし!」みたいに自閉的/排他的にジャンルを守ろうとするとかえってジャンルの展望が先細ると思う。本作のような良作が「中途半端な凡作」として歴史の陰に埋もれていることがその証左だ。

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因果

3.0ふむう…

2022年6月5日
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鑑賞方法:TV地上波

悲しい

知的

真田広之、なかなかカッコいい。
ただ、正直話がよく分からなかった😅

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ヒックス伍長

1.0神と対話してきたぜ・・・

2022年4月15日
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鑑賞方法:映画館
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kossy

3.5ツッコミどころは多いが良作

2022年3月7日
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SFとして見た場合の評価としては星3くらいなのだが、スペースパニック、オカルトホラー的な見方をした場合は星4くらいなのでこの星数とした。
悪く言えば欲張りすぎて要素がゴチャゴチャしてしまいとっ散らかった映画なのだが、全体の消化は成功しており中途半端な感じはしない。分かりにくい表現が多くあり演出もクドイが酷評するほどでもない。オチが少し弱いのが難点。
ツッコミどころは数多くあるが、ものとしては悪くない。

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Ko Fu

2.5説明不足

2021年4月1日
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鑑賞方法:VOD

前情報入れずに視聴。
「ザ・コア」みたいな感じかと思ったらあれれ?な展開にw
それはそれで構わないが太陽の復活(厳密に言うと代替品の作製)作戦自体がでっかい核をぶち込むていう安直なもの。
キャストは豪華なのにキャラ設定の説明不足の為、印象不足が否めない。
個人的には例の人物の行為の理由が分からない。
そもそもこんな大事な作戦、精神的に脆い人間ばっかり選ばれるのがおかしい…。

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ruwen

4.0「俺たちは星屑だ」

2020年11月15日
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怖い

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映画は生き甲斐

3.0多分こうなるんだなぁと思った事が大抵起きる

2020年1月4日
PCから投稿

俳優さん達が豪華なのでそこ見るだけでもいいちゃーいいかも。
飛行機内で鑑賞。

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mikyo

3.5評価を見てから観ると「そこまで悪くはないな」と思える

2019年10月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

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alala

3.0太陽の寿命

2018年11月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

太陽が消滅する恐れが出てきたため、太陽再生の任務を与えられた8人が宇宙船に乗り込む。
太陽に近づくにつれて困難な事故が相次ぐ。
船長は真田広之。

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いやよセブン

4.0ダニー・ボイルめ…

2017年12月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

「28日後…」のダニー・ボイル監督の本格的SF。太陽のエネルギーが衰退し、地球が寒冷化するという人類の危機を救うために、宇宙での無謀なミッションに挑む者たち…
あれ、「アルマゲドン」!?独特な作品を作るダニー・ボイルもとうとうベタベタなSFに挑んだのかと思った。
…しかし、やはり彼は彼だった。途中までは美しい太陽の映像を拝みつつ楽しんでいたのだが、船員の乗る「イカロス2号」の前に、行方知れずだった「イカロス1号」が現れたところから本題へ。「イカロス1号」の調査を終えた船員が「イカロス2号」へ戻ると、何故か船員が1人増えていた。…ここからホラー映画に早変わり。内容から察するに、ベタな作品にするよりかは新規の内容も取り入れたいと考えたと推測されるのだが、流石、ダニー・ボイルは期待を裏切らない。よってホラーが苦手な人には全く向かない作品に変わってしまったが、こんな予想外の展開でも意外と好きな作品である。しかし複数の事象を取り入れた結果、ややとっちらかった印象は拭えない。ラストもはっきりと分からなかったので、何を言いたいのかも理解に苦しむ。これだと好きか嫌いかで両極端に別れそうな作品だ。

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Mina

3.0太陽が衰え人類滅亡の危機を救うお話

2017年7月1日
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怖い

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uk

1.0ハードSF過ぎる。

2017年6月24日
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知的

寝られる

科学者が見たら面白いかもしれないが一般人が見ると退屈だった。良かったのは真田広之。ハリウッドの俳優たちにいても存在感が際立ち、主役を張れることを証明した。

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タンバラライ

2.5気味悪い

2016年8月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

太陽の光がとても綺麗。あの映像は美しいです。と同時に恐ろしさも伝わってくる。
全体的に漂う気味悪さは何とも言えない。サブリミナル効果なのか…ある意味頭痛がするほど気味が悪い。

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豆

3.5ドキドキする

2016年7月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

悲しい

怖い

興奮

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とたすけ

3.5太陽が美しい

2014年7月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

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佐ぶ

4.5宇宙のダイナミックさを描いた稀有な作品

2013年4月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、DVD/BD

笑える

怖い

興奮

太陽活動が鈍化したので地球上の核物質を全投入して活性化しに行く物語
ザ・コアみたいな展開でそりゃねえだろ、と思うが
ダニーボイル監督がやると一味も二味も違う

宇宙を舞台にした作品はあまり宇宙や天体がテーマにならない
大体未知との遭遇がテーマだ
この作品は太陽がテーマであり、その意味で非常に珍しい

途中からいきなりホラーになるので注意

SFとしては重力の描写が謎ではあるが
雰囲気は抜群

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tabletap

3.5映像とキャスト、ただしストーリーがおしいなぁ・・・

2011年8月19日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

単純

難しい

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としぱぱ

4.0ダニー・ボイルによるSFだー

2008年7月16日

興奮

トレイン・スポッティング、28日後・・・のダニー・ボイル監督の新作、Sunshineです。「死にかけた太陽を蘇らせるために、人類の期待を背負い、まず帰還できないであろう太陽までの旅を続けるクルー。ある人為的ミスをきっかけに、いろんな歯車が狂っていく・・・。」というのがあらすじ。

リーダー役に真田広之。主人公は28日後・・・から続投のキリアン・マーフィー。ファンタスティック4の炎の男ジョニーを演じるクリス・エバンスも出演。映画の感想ですが、SF好きな人にはたまらない映画だと思います。閉鎖的な空間での狂気という「エイリアン」からの普遍的なテーマをダニーボイル流にアレンジした映画です。

真田広之がいい味出しています。そういえば、ジャッキーチェンのラッシュアワー3にも工藤夕貴と共に出ていましたし、最近、アジア系のいい男役として、結構出ていますね。もう47歳なんですが・・・・。

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dobuboba