「ちょっと次元が違う」ツォツィ ソロモンさんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっと次元が違う
スラム街に住む少年の話なんですが、ちょっとこの主人公の心情が少しわかりにくかった。それは多分日本では(自分だけかもしれないけど)当たり前と思っている感覚がこの主人公にはなかったからだと思う。
あの誘拐した赤ん坊をなぜあんなことまでして育てようとしたのかを考えて見ていましたが、ところどころ出てくる主人公の回想ジーンでわかった気がします。こうまでしてでも生きたいという目標を見つけて見たかったのかもしれません。実際に見つけられたかどうかはわかりませんが他人に対する見方や触れあい方は確実に変わったのは間違いありません。
とりあえず主役の演技はすごく、常に見せる細かな表情は目が離せません。スラム街を舞台にした映画の中では興味深い作品になってると思います。
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