東京タワー オカンとボクと、時々、オトンのレビュー・感想・評価
全44件中、21~40件目を表示
男の人は優しいなと思う。 私はたぶん、もっとドライでいられる気がす...
親孝行したくなる。
鯛の刺し身
昭和の時代を生き抜いた親子の愛の物語。東京タワーが思い出の象徴。病床から見える東京タワー。オカンの闘病生活とそれを支えた息子。親の介護というものはこんな感じなのか。うなされ、痛みに耐えてもがき苦しむ。それでも自分のことより息子の心配をする。親の子を思う気持は凄いと思った。真の親孝行は親になにかしてあげることは勿論だけど自分が立派な大人になることではないのかと思わされた。樹木希林も息子の仕事をしている姿を見ると落ち着くと言っていたし亡くなった日にも不謹慎だと思い仕事を控えていた息子が母の言葉を思い出し仕事をしたシーンなんかも象徴的。要するに私のことを気遣うより息子が頑張っている姿が母親にとってはなにより嬉しいものなのかもしれない。
母の愛は偉大
もう一度、泣けた。
私が今までで一番泣いた、大切な小説です。なので、イメージと違ったらやだなあと観ていませんでした。
原作2005年、映画2007年。もう10年以上経ったので、もう大丈夫だろうと思って観ました。
やっぱり泣けた。
最初は炭鉱の町で過ごす少年時代の話と、大人になってからの話が交互していて。
ちょっとわかりづらい所はあるのですが。
それぞれのエピソードが、地味ながらも最後につながっていく所が、ほろり。
私が原作を読んだ時にツボったのは、おかん=自分の母親に重ねていたんです。
それを今作では見事に再現してくれていました。
おかんの若いころに来ていた洋服、子供の時にうっすら覚えている母の服にすごく似てたし。
部屋にあった扇風機だって、一緒のような気がしてなりませんでした。
おかんからの仕送りをギャンブルに使ってしまうような、トホホな主人公。
オダジョーさんがぴったり。落ち着いた語り方もナイス。
そしてやっぱりおかんの樹木希林さんが、もうおかんそのもの!。
この話の裏主人公は、おかんなのです。子供が大きくなったって、おかんはおかん。
子供が落ち込んでいる時には、一番の味方になって励ましてくれる。
おかんの深い愛情をヒシヒシ感じたなあ。
監督は松岡錠司さん。他の出演者に小林薫さん、安藤玉恵さん、光石研さん、小島聖さん・・・?!。
「深夜食堂」(2015)のメンバーが何人も。他にもいたかもしんない。
他にもチョイ役がとっても豪華でした。リリーさんつながりかな。
母に捧ぐ、1本になりました。私の子供の時の事、もっと聞いておけばよかったな。
もっともっと、いろんな話をしたかったな。
原作を知ってるからなー
原作を読んで感動し、映画の方も気になるということで借りて観たが、はっきり言ってとてもがっかり。確かにあの原作を2時間で忠実に撮ることは出来ないかもしれない、だが原作を観ていない人たちをこの内容で満足させることが出来るだろうか。手抜き感というか、全体的な内容のスカが腑に落ちない鑑賞結果となりました。
実話に基づく親子愛
昭和
4.3
所詮男は全てマザコンである
こんな意見を耳にする事があります。
「所詮男は全てマザコンである。」
男って生き物はお腹を痛めて産んでくれた母親には頭が上がらない…と。
良作ですね。映画では主人公のボクがナレーションして行く事でストーリーが展開されていたが、いつも通り原作は未読の為にその辺りはよく分からないのですがね。
観る前は幾らベストセラーの原作とは言っても2時間20分以上もあると身構えていましたが、しっかりとした脚本に抑制された画面構成、出演者達の好演もあり非常に完成度は高くなっています。
泣かせ所も多いのですが実は前半から飛ばす様な事は無く、人間の感情を押さえに抑え、少しずつ積み上げていき最後に一気に感情を爆発…させません。
我々が普段親と暮らしている人も居ない人も何気なく過ごす日常を取り上げているだけです。
映画なのだから本来はもっとドラマチックに出来るものを抑え、抑えて、更にもう一つ抑えてゆく展開には感情移入をすれば間違い無く涙を、「長い」と感じる人には“退屈”の表裏一体、どちらにも変わり得る作品じゃないかなと思います。
ひょっとして松たか子の役はあの加藤○子だったのだろうか?
個人的には福山雅治の歌は要らないかも…。
(2007年4月22日TOHOシネマズ錦糸町No.1スクリーン)
せつな〜い ゆる〜い
松尾スズキ脚本だからなのか、小田切さんの口調がそうなのか、ゆる〜い雰囲気の映画になってました。
「もう可哀想としか言えないよ」ていう台詞がゆる〜く突き刺さる。
大泉洋さんのドラマ版も観たいなぁ。
20140101-203000-新春シネマ指定席 「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~」
退屈 ラストのみマシ
全44件中、21~40件目を表示