ブラッド・ダイヤモンドのレビュー・感想・評価
全23件中、1~20件目を表示
Archer's Redemption
ディカプリオ(アーチャー)が最高にカッコ良く、孤独な傭兵あがりのマイノリティ(アフリカの白人)を演じています。まさになりきっており、現在までの作品でベストです。必見。
9歳で両親を惨殺され、19で傭兵(Executive Outcome社がモデル)になるまでは、国(SA)のために戦った兵士だった?SADF(South African Defense Force)なら青年の採用だろうし、その間がよく分からない、、どうやって生き延びたのか。映画でもそこに触れていたら、なんとしてでも生き抜いてこなければなかった彼の、より深みが出ただろう。アーチャーも少年兵そのものに感じた。生きていくために、傭兵から密輸業者にならざるを得なかった彼の人生を思うと、同情を禁じ得ない。本人も密輸は本当は良くないことであるのは、理性ではわかっている。だからこそ、故郷アフリカへの思いもある一方、大きなダイヤで一攫千金をして、一刻も早く悲惨な人生(密輸)や地獄のアフリカから抜け出したいという彼の心の悲鳴も、ディカプリオが完璧に表現している。3人の交流やベンジャミンの言葉で、本来の彼の人間性=愛が明確になってくるところもすごく良かった。アーチャーには、生きてマディーと現実で結ばれて欲しかったけど、あれしか終わりはなかったんだろう、非常に残念。生きるか死ぬかのTIAの中で、唯一彼が心から信じられる人を見つけられたのが、救いだった。彼のダイヤは、自己犠牲と愛に見いだせたのかと思う。アーチャーのマディーへの最後のセリフ、I'm really happy I met you, you know that?に本当に色々な気持ちが込められていて泣けました。マディーがジャーナリストでダイヤモンドの真実を世間に公表できるありがたさ(自分が生きてきた意味がある)、また、二人の心の交流という愛情があったからこそ、アーチャーのこの最後の選択につながったんだと思います。
【”人の行為を神は赦すのか!”愚かしきアフリカ生まれの白人男性が、内戦により家族を引き裂かれた男と決意を持った女性ジャーナリストに感化され、人間性を取り戻す過程を苛烈な内戦を背景に描き出した作品。】
■1999年の内乱により市井の民が、安寧なる生活を送れないアフリカのシエラレオネ共和国が舞台である。
元傭兵のダイヤ密売人ダニー・アーチャー(レオナルド・ディカプリオ)、反政府軍RUFの襲撃により家族と引き裂かれたソロモン・バンディー(ジャイモン・フンスー)、紛争ダイヤの真実を暴こうとするジャーナリストのマディー(ジェニファー・コネリー)は運命的に出会い、それぞれの思惑を胸に、危険な道へ足を踏み入れる。
◆感想<Caution! 内容に触れています。>
・実際に在った、シエラレオネの内戦を背景に描かれた作品であるが、そこにダイヤ横流しを生業とする、アフリカ生まれの白人男性ダニー・アーチャーが、最初はソロモン・バンディーが、反政府武装勢力の革命統一戦線(RUF)に家族を離散され、自身が強制労働の中、”ピンク・ダイアモンド”を見つけ、それを必死に隠した事を知り、それを得ようと画策するところから物語は始まる。
・恐ろしくも哀しいのは、ソロモン・バンディーの家がRUF襲われ、医者を目指していた息子ディアが、RUFに洗脳されて行く過程である。
ー 今作後、20年経ってもこの負の連鎖が世界各地で行われている事実・・。-
・そんな中、ダニー・アーチャーは気骨あるアメリカの戦場ジャーナリストであるマディーと出会い、最初は彼女の容色に惹かれつつも、その気概あるジャーナリズムに惹かれていくる姿。
ー ダニー・アーチャーが彼女に漏らした、アフリカ生まれの自身の両親の哀しき最期・・。彼が、汚れた仕事に就いた理由が分かるシーンである。-
■ソロモン・バンディーは、マディーの情報により、隣国の収容所を訪れる。妻、ジャシーには出会えるが、息子のディアは居ない。悲嘆に暮れるソロモン・バンディー。
そして、その姿を見つめるダニー・アーチャー。
・そして、ダニー・アーチャーは、ソロモン・バンディーが隠したピンク・ダイアモンドと彼の息子を危険を冒してでも探しに行くのである。
ー この時点では、ダニー・アーチャーの狙いは明らかにはされていない。-
■今作の白眉シーン。
ソロモン・バンディーが、ピンク・ダイアモンドを探す際に、RUFにより洗脳された息子ディアと出会い、銃口を向けられつつも息子に語り掛け、呪縛を解き抱き合うシーン。
可なり沁みる。そして、その姿を見るダニー・アーチャー。
<ラスト、激しい銃撃の中、ダニー・アーチャーが銃弾を浴びつつ、それまでの利己的態度を改め、ソロモン・バンディー親子を助けるために、政府軍に助力を依頼する姿。
そして、移動の際に常に寝ていたダニーが永遠の眠りにつく姿。
当時の世界のダイアモンドをかなりの比率で出荷していたシエラネオネ。
だが、劇中でも言われているようにシエラネオネ産のダイアモンドは世界的には出荷0であった事実。
今作は、史実をベースにしながらも、現状でも起こっている世界の悲劇を社会的な観点から描いた秀作である。>
ブラッド・ ダイヤモンド
【ピロシの映画レビュー①⑤】
邦題 ブラッド・ ダイヤモンド
原題 Blood Diamond
⚫︎監督
エドワード・ズウィック
⚫︎脚本
チャールズ・リーヴィット
⚫︎出演者
レオナルド・ディカプリオ
ジェニファー・コネリー
ジャイモン・フンスー
⚫︎公開
2006年
⚫︎上映時間
143分
⚫︎製作国
アメリカ合衆国
⚫︎ジャンル
アクション
こんばんは!おすぎです。
15年以上前の問題提起作品はこちら。
⚠️⚠️⚠️ネタバレ注意⚠️⚠️⚠️
強いモノが弱いモノを容赦なく食い散らかす資本主義の構造の一端が明らかとなる本作。
主人公は我らがディカプリオ様❤️
狡猾な武器商人であり、壮絶な過去を持つ男。
舞台はダイヤモンドがたくさん採掘される西アフリカのシエラレオネです。みんな大好きな宝石を狙った政府軍と反政府軍の間での争いがストーリーのベースになっています。
まぁとにかくノッケからえげつない描写の数々。ベルギーが由来という拷問は負の遺産過ぎて抗議したいぐらい(誰に?)に胸糞悪くなります。
冒頭にもかきましたが、商業主義、資本主義、国内の政治問題が複雑に絡み合ってどうにもこうにも誰にも止められない状況下。こういう映画を見るに欧米の列強主義やら植民地支配って罪深いな、と思わずにいられない(怒)
美しきダイヤモンドの輝きの裏にはドス黒い欲望が渦巻いているというのが何とも言えない気持ちにさせますね。
ディカプリオ様と相手役女性(ジェニファーコネリー 美女!)の恋物語はしつこくなく宜しい感じ。ありがちな、途中唐突にラブシーンぶっ込んでくるようなことはなかったので安心しました。良い時もあるが笑
ダイヤモンドの売買、貿易について、現在はルールが整備されていて少なくともこの映画の時代設定の時よりはマシになっているというのが救いですね。
エンタメとしての映画そのもので言えば、アクションシーンがとてもリアルで音響も素晴らすぃ。
グロテスクシーンはままありますが、ダイヤモンドやらアフリカの歴史やらを学習するきっかけになる良質な映画だと思います。
親子で、カップルで、是非ご覧下さい♥️
おすぎでした!
#ピロシの映画レビュー
#水野晴郎
#おすぎ
#淀川長治
#町山智浩
#有村崑
#LiLiCo
#ライムスター宇多丸
#映画好き
#映画鑑賞記録
#映画記録
#映画レビュー
#映画紹介
#映画が好き
#映画好き
#ネットフリックスレビュー
#映画好きな人と繋がりたい
#映画好きさんと繋がりたい
#映画感想
#ブラッドダイヤモンド
#レオナルドディカプリオ
#オシャレ王決定戦
かわいそう
黒人の子供が兵士になって銃を撃っている写真は見たことあったが、その過程を描いている映画は初めて見たと思う。
普通の国vs国の戦争映画ではなく、激しい内紛を描いていてリアルだった。
しかも昔の話ではなく超最近のほぼ実話。ちょっと綺麗にまとまって出来過ぎ感は否めないけど。
なんとなくレオは死ぬんだろうなと分かってたけど(写真撮られた所とか)やっぱり悲しかった。レオも黒人の主人公も演技が上手すぎて引き込まれた。
この時のレオはまだめっちゃかっこ良い
ダイヤモンドが嫌いになった
まず、フィクションなので多少の誇張はあるとは思うが、ダイヤモンドがこんなに大きな問題を抱えていたとは驚きだった。
最初はとんでもない奴だと思っていた主人公であったが、途中から他人を思いやる人間になっていく心境の変化が伝わってきて、一気に感情移入してしまった。一応社会派ドラマと呼べると思うが、最後まで飽きさせず、結構引き込まれてしまった。
タイプは違う映画だが、「ナイロビの蜂」同様に、最後は切ない気持ちになった。
それにしても、ディカプリオは演技が上手くなりましたね。
シエラレオネは地獄
人間はお金のために何処までも残虐になれるのかと言うことが
よくわかる映画。
実際ホラー映画でジェイソンがどれだけ殺そうと、
この武器やダイヤを巡っての殺人の前には霞んで見えるほどの虐殺だ。
ホントの殺人鬼は頭のおかしなホッケー面の男ではなく、
キレイにしつらえた高級スーツを纏う社会の成功者たちだ。
シエラレオネの市民のソロモンは息子もダイヤも決して
諦めようとしない男気のある男だ。
映画の戦闘シーンはアクション映画のそれとは違い、
とんでもない超人やチャンスがあるわけでもなく死がリアルに描かれている。
そんな状況で見ている自分としても、早く渡してしまえ!って思ってしまった。
ソロモンはこんな物のために心を持っていないからなのかもしれないけど。
ダニーも面白い。
幼い頃から戦場を渡り歩き、ダイヤの密売をしていたのに
マディーやソロモン感化され終いにはかっこよく人として死んでいってしまう。
元々悪い人間ではなかったのであろう。戦いにはうんざりしていたことも
伺える。子供があのような環境で育てば生きるためにどんなこともやらなければ
ならなかったのだろう。きっと平和な世界に生まれていたら普通のサラリーマンになり
普通の結婚して人生を過ごしていたのだろうと思う。
このような平和な国に生まれてきたことを我々はもっと感謝しなければならない。
嘘と裏切り
ダイヤの価値を決める"4つのC"
color(色)、 cut(カット)、 clarity(透明度)、 carat(カラット)。 しかし、実は5つ目の「conflict(紛争)」が存在することを、あなたは知る。
「自由」「家族」「真実」 彼らはダイヤにそれぞれ違う輝きを見た。
この作品はこのコピーの通り、驚きを隠せない恐ろしい作品だった。
ソロモンの息子が革命統一戦線RUFに捉われ、銃を持たされ、兵隊にマインドコントロールされている。私もやっぱり危険を承知でも助けに行くだろうか?内戦、同じ民族が殺しあう恐ろしいものだ。そして、結局ダイヤモンドのためならダニもRUFと同じことをする。息子のディアも親に銃を向けるなんて…、これが「T・I・A! This Is Africa!」
最後にソロモンが、ロンドンの街角のショーウィンドウで宝石を見るシーンは感慨深い。
現実的な
この映画の中では、紛争ダイヤモンドを巡り、利権争い、誘拐され少年兵として闘わされる。
普段何気なくお店などで並んでるダイヤモンドにもそういうものが混じってたりするのかと思うとゾッとする様な気持ちになりました。
自分が生きている現実では、想像の中での事でしかないけれども…実際に自分の知らない所では、そういう事がいくつも起きているいる現実がある事を思い知りました。
映画の中で印象的な台詞がありました。
それは、「善悪は、行動によって決まる。」
たぶん、合ってないかもしれないけど…笑
そんな感じだったと思います。
自分の行動次第では、周りから善人も悪人もうつる。
何事も自分の行動一つという事かと思いました。
ストーリーもとても良くて2時30分も気にならないくらいあっという間で面白かったです。
タイトルなし
アフリカ・シエラレオネの内戦を舞台に少年兵VS主人公3人&軍隊の戦いをハードに仕上げたなと思いました。
最後のディカプリオが撃たれても諦めない姿~ひっそりと死ぬところが衝撃でした。
ダイヤモンドはただの石コロ
この映画を見るとダイヤモンドを買う気はなくなる。ソロモンとアーチャーが、息子を助けに行く途中での会話が印象的。この2人の幸せは、全く異なっている。ソロモンは、家族とすごす。愛が幸せ。アーチャーは、お金があって、人を信用していない。
私は、ソロモンのように、愛が一番大切であることを、アーチャーが最後に知っていくストーリーだと思った。アーチャーは、ダイアモンドをソロモンから奪った。パイロットが言うように、ソロモンはもう用無しだし、殺してもかまわない。だが、アーチャーは、ソロモンを殺さない。一緒に行く選択をとる。アーチャーにも、友愛が生まれたのだと思った。このシーンは、好きだ。
アーチャーが死ぬ前に、ダイアモンドを見つめるシーン。私は、こんな石ころのために、無駄なことを今までしてきたのか、と訴えている顔がとても良かった。
本当に、採掘場で、川からコロコロして、取り出したものがダイアモンドだ。ただの石ころなんだ。綺麗になっていないんだけど、ただの石ころでそれでしかない。
そのシーンが私達、消費者を問うてると思って好きなシーンだ。
ソロモンが家族と会うシーン。
これも、ダイアモンドの会社はダイアモンドしか見てないが、ソロモンはお金もそぞろに家族のことだけを考えて見ていた。
幸せになってほしい。ソロモンにも、悪くならないように、アーチャーと記者が計らったことも、良かった。
芸達者な3人の演技で説得力抜群。衝撃作。
レオ様に会いたくなり、保存版を久しぶりに観直し。
・・・やっぱりレオ様うまいわ。というか、この3人ほんとにうまい。
ジャイモン・フンスーは私のナンバーワン映画「グラディエーター」の奴隷役で知って注目してたけど、この作品では助演男優賞にノミネート。納得。
そして好きな女優さんの1人であるジェニファー・コネリーも、世界の紛争地で度胸満点に取材する役にピッタリ。強くて、賢くて、優しくて、とても美しくて。
そしてレオ様。アフリカ生まれの白人、傭兵上がりのダイヤモンド買い付け商人。暗い過去を持ちつつ、たくましく生きてきた・・・と言えば聞こえはいいけど。
お金が全て。人を信用せず人を愛することもなく生きてきたドラスティックな男。
劇中でも語られますが、石油、象牙、ダイヤモンド… etc. など、途上国の資源はともすればすぐに先進国に搾取され、最悪なケースとしてその利権のため国の中で紛争を仕掛けられるなどして、同じアフリカ人同士で殺しあうという状況が少なくない。
今回の舞台である西アフリカのシエラレオネという小さな国は、ダイヤモンドが山からたくさん採れるため、まさにそんな状況に。
内紛の混乱の中、家族と生き別れたソロモン(フンスー)が過激派の牢でレオと出会い、採掘場で手に入れたピンク・ビッグ・ダイヤモンドを隠し持つことが明るみに出る。
その巨額のダイヤを巡り、ついには過激派、政府軍を巻きこむ事態に。
この利権構造を暴くべく取材に打ち込むイギリス人ジャーナリスト、コネリーとレオ様がシエラレオネのビーチバーで出逢った時。運命の歯車が勢いを増して…
反発しあいながらも徐々に惹かれ合っていく2人の距離感がたまらない。
ソロモンの息子は過激派に少年兵として囚われ、「息子を見捨てたら俺は生きている意味がない」と迷わず命がけで乗り込むソロモンの父親愛や、救出された少年兵たちを保護して育てている組織のボス、そしていつも真っ直ぐな瞳で思いをぶつけてくるジェニファーの良心、それらがレオを変えていく。
そして衝撃のラスト。
レオの取った選択が、悲しい。悲しすぎる。
でも、きっとこれでレオはようやく心安らかに天国に行けるのだと思う。
瀕死の状態でジェニファーにかけた最後の電話に涙です。
今、素晴らしい景色を見ているよ、君と見たかった…
[また来世で恋をしよう]そう言っているようでした。
キスシーンなんてひとつもないけど、これはある意味立派なラブストーリーの要素もあり。
社会派ドラマでもあり、レオ様のアクションもかっこいいし、アフリカの闇、先進国の罪、まだまだこんなことが世界の隅で行われていたのか…と愕然とする映画。
初めて見た時はガツンと頭を叩かれたような衝撃を覚えました。
でも、いい映画です。おすすめです。
血まみれのダイヤモンド
なかなか見ごたえのある作品だった。ダイヤモンドが市場に出回るまでには此れだけの血が流れている、という現実?ある程度事実に根ざした話なのだろうか?アフリカの現実?知識のない私にはその辺の判断は付きかねる。
ジャーナリストには頭が下がる。彼らが命がけで報道することで、戦地の一端を知ることができる。ただ、あんなに美しい女性ジャーナリストがあんな場所に居られるものだろうか?
同胞の殺戮、少年兵の洗脳、金儲け第一で命を省みない経済界、背景に無関心な我々。ダイヤモンドだけでは収まらない話かも。
ショーウインドウを覗くソロモンがこの映画の象徴的なシーン。
神は人間のすることを赦してくれるのか。
緊張感のある映画だった。登場人物も少なく見やすい。ダイヤ一つでこんなにも血が流れるなんて考えられなかったけど、メインの三人の演技を見てたら本当にこんな世界があるのかもしれないと考えさせられた。政府も介入したり近い話があるのかもしれない。
娯楽性を持たせたのはこの映画を見てもらうため
レオ様とジェニファーとの恋愛が不要とか、ドンパチの中でもレオ様には当たらないとか、それはこの映画を娯楽作品にして多くの観客に見てもらうための手法であって、ただ単に事実だけを述べるだけならドキュメント映画になってしまうからでは?長い上映時間もいらんしね。何の予備知識もなく見始めたけど最後まで目が離せなかった(思わず目をそむけたくなるシーンもあったけど)。高価であることが前提のダイヤモンドが市場にばらまかれては困る人たちがいるってわけです。宝石のダイヤモンドには関係のない一井の人々にもこれと似たような市場は別にあるよね。例えば安価な衣服。バングラディシュでミシン工場の入ったビルが倒壊したことはまだ記憶に新しいけど、あれも結局安い労働力で衣服を安価に製作し、世界中に売りばらまいてる。そういう衣服を次から次へと流行に流され買っているのは先進国の人々。フェアトレードの話は聞くけど、まだまだ身近ではない。衣服にしろ、雑貨品にしろ、安価な工業製品がどういう経過で手元に届いているのかもう一度立ち止まって考えるべき。
やっぱりレオは
やっぱりレオはいい役やるなあ〜〜。
良い役をレオがやるんじゃなくて、
レオがやるから良い役になるのか、、、
レオは役に愛着を湧かせるのが上手い。
最後に死んじゃう役多いけど、死んだら凄く寂しい。って強く思わせる。
そしてかっこいい死なんだよな〜〜毎回。
レオじゃなかったらこの映画見るのしんどかったかも。
息子が父親に銃を向けてからのシーン、感動したな。
心残りのない、ラストまでスッキリ描く映画でした!
ソロモンバンディーの演技力に注目
殺しはせずに敢えて手を切り落としたり
少年も拉致して麻薬か覚醒剤か何らかの薬物を投与して洗脳したり
味方である筈の政府軍は市民も容赦無く殺したり
いや本当に現実は残酷ですね
日本という国から離れ国が違うだけでこれらの表現が現実に実際に起こっているんだから
RUFは実際に居た人達で何故手足を切り落とすのかと元リーダーの人にインタビューすると「そうしないと世間が見向きもしないから」だそう
内容としてはハリウッドらしく恋愛を絡めてきたりと映画作品として見たら良く出来上がってはいると思いますがもっと濃くできたような気もします
一応ハッピーエンド?
This is Africa
とてつもなく重いテーマ。ダイヤモンドのために多くの命が犠牲になっている。
自分は平和な国で暮らしている身分で、悩んでいることなんてちっぽけなんだなあと感じた。
ソロモンの深い愛情、これに尽きる。と私は思う。アーチャーの人としての心を取り戻し、息子の心も取り戻した。
精神的にショックなシーンも多く多分しばらく引きずりそうだが、最悪な結末にならなかっただけ救われた。でもそれはアクション映画だからであって、現実はそうはいかないということを肝に銘じておく。
映画を楽しむ要素が満載
本当に素晴らしい映画!
アクション映画としても、社会問題の話としても、家族の話としても、楽しめる。
アクションはかなり過激に描かれている。特に、人が殺されたり、死んだりしているシーン。
真実を描こうとした映画だけに、目を反らせなくなる。
特に心打たれるのは、ソロモンの演技。とてもかっこよい、父親の姿である。
息子を想う気持ちが、どうしても抑えられず、ときには理性に反した行動を犯してしまう。しかし、その人間らしさに、アーチャーも影響されていく過程がよい。
そして、映画として、前に出たテーマが、終盤に繰り返されることに強い意味がある。
アーチャーが大佐を撃ち殺すとき、TIA(This Is Africa)と言ったり、
アーチャーが死ぬとき、アフリカの赤土を握りしめたり。
最後、雑誌の中の写真で、アーチャーが映し出されたとき、彼のやり遂げたことの偉大さに気づき、感動の涙。
映画を楽しむ要素が満載で、とてもよく出来た映画である。
アクションがすごくいい
年間ベストに選んだ映画は何年かしたら見返す方針で、久しぶりに見たら、やっぱり凄まじく面白かった。
当時、カメラがガチャガチャするアクションシーンが流行っていたのだが、この映画は正統派な作りでとてもスリリングで迫力がある。
ストーリーも非常に骨太でハードボイルドだった。テーマも非常に重々しいのだが、しかし、アフリカでどんなに深刻な問題が起こっていても所詮は対岸の火事のような感覚で残念だ。オレにとっては単に見ごたえを添えているだけでしかないような気がする。それにしてもアフリカは治安が悪すぎる。
ディカプリオと黒人の男が、歩きながらお互いに根掘り葉掘り聞いて互いを理解しようとする場面が地味な分よけいに感動的だった。
全23件中、1~20件目を表示