ブラッド・ダイヤモンドのレビュー・感想・評価
全90件中、21~40件目を表示
ディカプリオがやっと見つけたダイヤモンド
元カレや、元夫から贈られたダイヤって、女性陣はどう処分してるのかなー?
ボツワナで巨大なダイヤが出たというので、検索してみた
【2021年6月17日 AFP】ボツワナのダイヤモンド企業デブスワナ(Debswana)は16日、世界で3番目に大きいとみられる1098カラットのダイヤモンド原石を発掘したと発表した。
写真見たけど、スゲー。
ついでに歴代の大粒ダイヤもググる。カリナンとか。
いわく付きのダイヤは所有者に不幸をもたらすそうだ。
映画にはジェニファー・コネリーというきらめく※ダイヤ※も出ています。先日観た「ハッピーエンドが書けるまで」の流れでジェニファー・コネリー出演作をチョイスしてみたけれど
相変わらず彼女の眉毛はbeautiful.4CクラリティはD/カットはExcellentクラスである。
うちの元奥さん、
ジェニファーに負けない美人さんだったけど、あの僕がプレゼントしたダイヤモンドはどうロンダリングしたのだろうか、ゴミ箱行きだろうか?
売っ払って大根でも買ったかいな?
それも立派なロンダリングだわなわ(笑)
アフリカの採掘場やアントワープの取引所ならずとも、「宝石に歴史あり」で、ダイヤは幸福と共に不幸をももたらす。
男の涙と血塗られた過去がこの小さな石にもこびりついていて
これもまさに我が家のブラッドダイヤモンドである。
しかしまあ、ダイヤにも洗浄=ロンダリングがあるのね、NYの貴金属店に並ぶ頃にはアフリカ臭はきれいさっぱりという訳で。
・・・・・・・・・・・・
与太噺はこのくらいにして、
❰ 聞きしに勝る熱い物語 ❱でした。
すべてを終えて、崖の上からふるさとアフリカの大地を見つめるディカプリオ。
アフリカで生まれ育ったという、ひとりの白人の男がこの映画の主役だったのです。
生まれ故郷の赤い土に、最期、彼の血は滴って滲み、両親の眠る大陸の赤土を彼は掴む。
正義の味方などではけっしてないアーチャーの、抜け出せなかった生地アフリカへの想いと、アーチャーの手助けでアフリカから出て行くソロモンやマディに後方から送られる眼差しが、鳥肌が立つほどに素晴らしい演技。
失った家族への憧憬。
西日を見るアーチャー。
内戦と裏切りの人生が、彼をこんなにしてしまったけれど、悲しみと達成感がない交ぜになって、アーチャーの目の光の中には小さな喜び・満足が、キラキラとフラッシュしている。
アーチャーはようやく自分だけのダイヤモンドを見つけたのかもしれない。
【語録】
マディ(ジェニファー)へ―
・今すげえ景色を眺めているんだぜ
・君と見たかった
・しっかり記事を書けよ
・君に会えて良かった
・これで良かったんだ
・いい男を見つけろ
ソロモンに―
・息子を連れて帰れ
・家族のところへ行け
・横取りをチラッと考えた
・いいから受けとれ!えへへ、えへへ
強さと、優しさと、自己犠牲のディカプリオ。
彼、ディカプリオが今際の息の下から、僕らに最期に笑ってみせてくれる。
それは、ローズを救って氷の海に沈んだ日の、あの少年の微笑みのまんまだったよ。
たまらんよ
・・・・・・・・・・・・
【追記】
社会派ドラマ。告発映画でした。
Blu-ray特典には長編の取材ドキュメンタリーも付いている。ちょっと重たい。
内戦の報道、本物の遺体写真、切断された腕、とどめの弾丸を執拗に撃ち込むライフルの実写映像
そして、人を撃った少年兵の嗚咽
「ダイヤを飲んだので男を切り裂いて取り出した」の字幕には日本語訳が付いていない。
アカデミー賞の選定委員会は、この作品にオスカーをひとつも取らせなかった。
内戦を長引かせているのがダイヤモンド
1991年から2002年まで続いていた内戦を取り上げている実話。
こんなにシリアスな内容だと知らずに見始めたから、こんな事実があるなんて知らなかったで済まされないほどアフリカの状況がリアルに描かれていた。
ダイヤモンドのせいで内戦が長引かされていたり、手元にあるダイヤに沢山の命の犠牲があったかもしれないなんて、想像もした事がなかった。
採掘から流通までの過程を知ることでダイヤモンドが抱える闇を知った。
貧困なアフリカの20万人の子供たちは未だに、富裕国の金儲けのために強制的に労働させられ暴力に怯え命を無い物とされている。
社会派映画はあまり見ることないけど、アフリカの現実を目の当たりにして、映画の最後に【阻止するのは消費者である】の言葉は責任を感じた。
ダイヤモンドの闇💎
アフリカの内戦の中、金儲けの話が潜んでいるというお話。
何も知識の無い子供を洗脳し、利用する悪党。
ダイヤモンドに限らず、美味しいチョコレートのカカオも同じ感じだなと思った。
結局、自国で産業が成り立たず、食い物にされている現状。
そこを変えていかないと、アフリカの自立は実現しない。
見応えはあった
見応えのある作品。
ただ質より量という感じもある。ボリュームたっぷり見せ場も随所に盛っているからで、反面シリアスに描けそうなテーマながら紛争アクションのような観賞感が残る。でもそこを評価するというのもひとつの見方だろうし、善し悪しではないのかな。この映画でのディカプリオがかっこいいのは確かだし。。
そう、とにかく戦闘の迫力が必要以上に本格的なのだ。たぶん、それなくても成立するシナリオと思うけど、大量エキストラを使ってほんとに頑張っている。
良い感想のつもりがなんか微妙になったが、ようするに見応えはあった、ということ。退屈だったとかではない。
「自由」「家族」「真実」―彼らはダイヤにそれぞれ違う輝きを見た
ダイヤモンドの密輸で富を手にしたいローデシア出身の元傭兵アーチャー、内戦で村を襲われ家族と離れ離れになったうえダイヤモンド発掘の強制労働に駆り出された漁師ソロモン、ダイヤモンドの密輸を追うジャーナリストのマディー。
紛争地シエラレオネを舞台に、
一人は「地獄のような」アフリカを飛び出すため、一人は連れ去られた家族を探すため、一人は紛争ダイヤの実態を暴くため、
巨大なピンクダイヤを探す三人の人生が交錯する。
********
実際にあった社会問題をモチーフに、ダイヤモンドの「価値」を決める「5つ目の"C"」を提示しながら、輝きの裏にある「影」や「悲劇」を描き出した。
息詰まる激しい銃撃戦、一人の人間同士が心を通わせていく過程、緊迫する探り合い…緩急ある展開で飽きずに鑑賞した。
そして、今自分の手元にあるダイヤが、果たしてクリーンなものなのか血に染まったものなのか、考えさせられた。
"TIA"
This is Africa.
そうなのか……としか言葉が出てこない。
大国の利権争いに操られた内戦。
軽すぎる人命。
引き裂かれる家族。
少年兵。
その中をしたたかに生き抜く白人。
何かが激しく歪んでる。
歪めてるのは、世界経済を握る一部の国なんだな、多分。
ブラッド・ダイヤモンド
まず最初に
日本人でよかった
他人事?
この映画のような世界が実際にと思うと、、、
ダイヤモンド💎を巡った人間模様
皆んなそれぞれ自分の使命があり価値観も違うが
ダイヤモンド💎を中心に
絆を深める他人
関係が壊れる知人
誰を信じるかが難しいが一番大事、幸運はその後についてくる❓
自分的には感動の映画だった^_^
5つ目のC
題材に対して押し付けがましさもそこまで無く、配役も見事にハマっていた。
アクションも見入るもので、話自体もよく纏めている。
人の本質的な欲求が無くならない限り、こういう富に繋がる天然資源の裏にはいつまでも類似した現実があるのだろう。
圧倒
息つく間もない展開に圧倒された。
ダイヤなんて要らない民族が、ダイヤのために殺し合う。
捕まえられて洗脳され、平気で人を撃ち殺す子供達には胸が痛んだ。
アーチャの命と引き換えに、あの家族だけが海外で幸せになるというのもどうかと思ったけど(何百万人もの難民がいたから)、命懸けだったということで。
途上国の資源を先進国が安く搾取しない世の中でありますように。
血塗られた歴史
無抵抗な市民が反政府勢力に殺されていく。生かしておいても四肢を切断する。政府側につかないように恐怖を与える役割だったのだろう。そして、子供のうちから麻薬や恐怖による洗脳。
戦争とは違う、内戦の恐ろしさが伝わってきた。
買ったダイヤモンドが武器を買う資金源となっていた。知らぬ間にこの内戦に手を貸してしまっていたという事実が恐ろしかった。
評価は衝撃度の評価
そこには人の尊厳など存在しない。虫螻のように無残に人が殺されていく。そんな世界がこの世の中にはある。
人の命がダイヤモンドより軽い世界。
性善説についての下りがあった。just a human!深くて重たい記憶に残るシーン。
ディカプリオの迫真の演技も見応えがあった。
良い映画と呼ぶのは何か違う、衝撃的な映画。
75
「実情」を描きつつも「実話」ではないので単調にはならず映画らしいストーリー展開で良かった。白人と黒人のタッグ映画のようで、主題に焦点を当てるために女性記者が非常に重要な役割をしていた。伝えたいことが上手く伝えられている映画だと思う。個人的には先が読めない展開が好きなので、この先が読める展開には少し物足りなさも感じたが、どんでん返し的な展開をメインにしてしまうと「映画」っぽさが強くなりすぎてしまうのでこれは仕方ないか、、
人間の愚かさ
戦争は愚かだ
anputationは如何に行われ
少年兵が作られていく様は生々しく、恐ろしく
もし今も、こんなにも恐ろしいことが、どこかで起こっているのなら
彼らに教育を
人を憎んではいけない、傷つけてはいけない
自分を愛してくれる誰かは必ず居て、
誰かを愛することは何よりも尊いことなのだと
彼らに伝えてほしい、と思う
人間は人間だ
カリフォルニア出身のディカプリオが演じるダニー、
アフリカ出身だっけ?と見間違うほど雰囲気で役をまとっているのに驚かされる。
制作過程で関わるスタッフからは
「恐ろしさすら感じる」と言われるのにも納得。
善悪の境目が曖昧になっていくストーリーの中で
ダニーが放つ「人間は人間だ」は印象に残る。
彼は性善説よろしく人は生まれながらにして
善というのは信じられずに行動が善を決める
と信じている。
ストーリーの軸はダイヤモンドを巡る
情勢を描いたもの。
一体合法のダイヤってなんだ?
なんでダイヤを買う必要があるのか?
一消費者として改めて考えさせられる内容が
多く含まれている。
不謹慎である
このような題材を取り上げてエンターテイメント映画を作ろうとするその態度が気に入らない。昔、キリングフィールドという映画があった。主人公は内戦を題材にして自分が有名になったことに対して良心の呵責を感じていた。しかるにこの映画はなんだ?よその国の不幸を題材にしてエンターテイメントもの作って儲けようとしている。それは確かにプラトーンもエンターテイメント映画ではあった。しかし…しかし…
なぜプラトーンが良くてこのブラッド・ダイヤモンドがいけないのかよくわからない。おそらくは作品としての水準の問題なのだろう。私はこれをレベルの高い映画だとは感じなかった。そして、この映画を最後まで見る気にはなれなかった。このような題材はドキュメンタリーで扱うべきである。
全90件中、21~40件目を表示