「娯楽性を持たせたのはこの映画を見てもらうため」ブラッド・ダイヤモンド penguinさんの映画レビュー(感想・評価)
娯楽性を持たせたのはこの映画を見てもらうため
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レオ様とジェニファーとの恋愛が不要とか、ドンパチの中でもレオ様には当たらないとか、それはこの映画を娯楽作品にして多くの観客に見てもらうための手法であって、ただ単に事実だけを述べるだけならドキュメント映画になってしまうからでは?長い上映時間もいらんしね。何の予備知識もなく見始めたけど最後まで目が離せなかった(思わず目をそむけたくなるシーンもあったけど)。高価であることが前提のダイヤモンドが市場にばらまかれては困る人たちがいるってわけです。宝石のダイヤモンドには関係のない一井の人々にもこれと似たような市場は別にあるよね。例えば安価な衣服。バングラディシュでミシン工場の入ったビルが倒壊したことはまだ記憶に新しいけど、あれも結局安い労働力で衣服を安価に製作し、世界中に売りばらまいてる。そういう衣服を次から次へと流行に流され買っているのは先進国の人々。フェアトレードの話は聞くけど、まだまだ身近ではない。衣服にしろ、雑貨品にしろ、安価な工業製品がどういう経過で手元に届いているのかもう一度立ち止まって考えるべき。
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