幸せのちからのレビュー・感想・評価
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参考にしたくない実例
ウィル・スミスは好きだし、子どもを連れてホームレスをして成功を掴む話は感動的ではあるんだけど所々、例えば息子にとって大切な人形よりバスを優先するとかママが勝手だから悪いんだとか、パパと暮らす事が幸せなんだという思い込みが何かイラッとする。
歩合制のセールスの仕事や株のマネーゲームこそが、地道に同じ日々を繰り返して自分を犠牲にして働く仕事よりも真実かのように描かれるのも、そりゃあ実話なんだし、それで成功した人の価値観なんだからとやかくいうのは野暮なんだが、やっぱりイラッとするんだよな。
自分の事が、愛する息子と居る自分の事しか頭になくて、妻とか蹴落とした人々の事は微塵も考えていないって、どうなんだろう。
まあ、そんな事を思ったら成功できないし、幸せも掴めないのかも知れない。
とても良いお話だとは思うが…
個人的にはウィル・スミス出演作はあまり積極的に観てこなかったが、本作は職場のやり手中堅どころ男子のお勧めにて鑑賞。
うーん、期待して観てしまっただけに、全てが想定内でちょっと普通過ぎの印象。しかも、実の親子共演というのも観終えて初めて知っただけに、本作最大の観どころさえもうまく享受できなかったのはさらに残念…。
どん底からのサクセスストーリーは本来もっと盛り上がれるはずなのだが、本作は家族愛と苦境に焦点を当て過ぎたあまり、サクセスへのプロセスがぼやけてしまい、あまり熱くなれる感じではなかった。
自己啓発映画よろしく随所で心に刺さる名ゼリフもあったにはあったが、それにしても物足りない。「とても良いズボン~」にはこちらも本気で笑ってしまったが(笑)
家庭に仕事に死にものぐるいに頑張りぬいた主人公のとても良いお話しだけに、この程度の創り込みではちょっともったい気がしてならない。
【”幼い息子の為に、パパ物凄く頑張るの巻。”貧者から富める者へ。この話が実話なんだから、驚くよねえ。】
■1981年のサンフランシスコ。妻リンダと息子クリストファー(ジェイデン・スミス)と暮らすクリス・ガードナー(ウィル・スミス)は高級医療機器骨密度スキャナーのセールスマンとして生計を立てていた。
だが、仕事がうまく行かず、家計はドンドン苦しくなる。
愛想を尽かした妻に去られ、家賃の滞納でクリスは、自宅からも立ち退きを命じられてしまう。
◆感想
・クリス・ガードナーを演じるウィル・スミスが、兎に角、走る。車が行き交う中。地下鉄のホーム。凄いスピードで走る。
頻繁に盗まれる高級医療機器骨密度スキャナーを追い掛けて走る。
・妻に去られ、クリストファーと無料宿泊所に泊まるために行列に並ぶシーンを始め、アメリカの貧富の差を描きつつも、経済的弱者を護るセーフティネットワークがギリギリ機能している所をさり気無く見せるシーンの数々。
・一流証券会社の正社員になるために、半年無給で働くシステムも、如何にもアメリカらしい。そして、合格者はたった一人。
■勿論、クリス・ガードナーが正社員になるシーンは素直に感動する。だって、その前に一時間半近く、彼が苦闘する姿を見ているからね。
それにしても、クリス・ガードナーを演じるウィル・スミスが醸し出す明るいキャラクターには、救われる作品である。
でないと、前半はちょっとキツイよ。
ウィル・スミスの人柄の良さが出ている、証券会社での顧客獲得のために、電話を置かずにかけまくる姿や、忙しいのに上司に色々と言い付けられても、必死にこなす姿も良かったな。
<時折映される、幼きジェイデン・スミスの可愛い寝顔。親だったら、子供の寝顔を見て頑張ろうと思うよね。
今作は、アメリカ証券会社の厳しさや、社会の貧富の格差を描きながらも、親子の絆もキチンと描いている所が良いね。
嘘みたいな、ジェットコースターサクセスストーリーだけど、実話がベースなんだから、驚くよね。
さあ、明日からオイラも仕事を頑張ろうっと。>
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主演のウィル・スミスは、主人公の感情を見事に表現しています。彼の演技力によって、主人公の内面の葛藤や成長を深く感じることができます。感動的なシーンや意外な展開が多く、観る者を引き込みます。物語の展開には感動や興奮が詰まっており、心を奪われました。
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