バブルへGO!! タイムマシンはドラム式のレビュー・感想・評価
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ほんとにバブルはこんなだったのかぁと思う。 お金をばらまくような。...
ほんとにバブルはこんなだったのかぁと思う。
お金をばらまくような。都心部はこんなだったのかな。
そういった現在とバブル期を比較して観てもおもしろいし、脇役として出ているキャストも懐かしかったり楽しめる。
軽い阿部ちゃんもいい感じ。
気楽に観るにはちょうど良い映画です。
ドラム式洗濯乾燥機「ビッグドラム バブルへGO!!」バージョン(イエロー)㈱日立製作所
どうせ邦画なんて貴方は先ずは原作推奨。そして面白いと思ったら劇場へGO!!《要望》 (1).せっかく現代の代表ならば広末涼子に金髪+ギャルファッションにしてほしかった。 多分、事務所問題でNGだったかもしれないが。 (2).バブル代表は阿部寛じゃなく石田純一の方がバブルのイメージに合ってた(オファーは合ったがスケジュールの都合でNG)。まあ俳優としての演技力は・・・(苦笑)。 (3).未来の劇団ひとりと阿部寛。メイクとカツラが同じなのは予算が足りなかったのだろう(この映画って意外と金かけてるよ)。う~ん。残念。 (4).確か当時はユーロビートでパラパラだったはず。権利問題でNGだったのかな。 (5).確か当時はダブルのイタリアンスーツにウェットヘアだったはず。阿部寛は官僚だから無難に抑えた!?劇団ひとりが意外と踊り慣れてる。広末涼子のヒップホップのダンスお見事。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のパロディーというか、 日本が作ったこうなるってな感じだろうけど、 もし他の製作会社が作ったら多分大コケ(苦笑)。一流のエンタテイメントに仕上げたのはさすがホイチョイ・プロダクションズ。
ドラム式洗濯機に乗りてぇ~(15年前の感想)
いやーいいね、深夜の映画館は。
ほとんど人がいないから落ち着いて見れます。
見た目的が、阿部さん見たさに見に行ったんですけどね。
バブル時代を舞台に、今の日本になってしまったのは
全てバブルのせいだということで、バブルの真っ只中に
送り込まれる真弓。そこは今の日本とは思えない光景が広がる世界だった・・・。
タイムマシーンが洗濯機ってとこがまた斬新で面白かった。
バブル時代を知らない10、20代の人にとっては、
バブルってこんな時代だったんだーって思える映画になっている感じですかね。
バブルへGO!!も面白かったのですが、
番宣に流れた「大帝の剣」に惹かれましたね。
もちろん阿部さんが出て、おバカ要素満載な感じで、
今度そっちを見ようかなっと思っています。
洗濯機がタイムマシン
2007年、バブル後の日本は凋落、借金が増え続けていた。
日本が滅亡すると思った財務省の官僚が、タイムマシンで1990年に戻り、不動産売買規制を撤回しようとする。
タイムマシンを発明し、タイムトラベルするのが薬師丸ひろ子、追いかけるのが広末涼子、官僚が阿部寛、とても面白いコメディで、2回目も楽しめた。
やっすい映画だなぁ(笑)
最初は阿部寛と劇団ひとりのメイクが痛すぎて見てられなかったんだけど、バブルに着く頃からちょっと面白くなってしまった。
思ったより損した気にはならなかった。
もしバブルがひどい弾け方しなかったら日本が今も景気良かったのかどうかはわからないけど、とりあえず、ラモスジャパンは勘弁……。
日本経済を奈落の底に突き落とした総量規制
これをやったのが大蔵省銀行局長の土田正顕。
日本の資産1300兆円を吹き飛ばした張本人だ。
この作品の面白いところはバブル崩壊は日本潰しの陰謀だとしているところだ。
その真偽はわからないが、日本潰しには前例がある。
先の大戦だ。
石油を止められハルノートを突きつけられたら戦う以外道はない。
マッカーサーも公式の場で日本の戦争は自衛戦争だったと認めている。
やむなく立ち上がった日本なのだが実は勝算があった。
南進して石油を確保した後、西へ向かいインド洋を制圧。
これでイギリス、ソ連、中国の補給を絶つことが出来る。
中東でドイツと合流すれば中東の石油はドイツと日本で山分けだ。
アメリカは世論が戦争反対、ルーズベルトは戦争をしないことを公約に掲げ当選。
つまりアメリカは絶対に戦争ができない状況だったのである。
ところが。
アメリカの戦争を可能にする事件が起きた。
真珠湾攻撃。
これでアメリカの世論は一変。
総量規制と真珠湾攻撃。
日本を破滅させたこの暴挙を実行した土田正顕と山本五十六。
この二人の名前を日本人は絶対に忘れてはならない。
洗濯機?
観る前は洗濯機?といぶかったが不安はすぐに洗い流され、程よいミステリー要素とコメディタッチであっと言う間の116分、洗いあがり最高、邦画にもこんなおしゃれなタイムスリップ・ファンタジーがあったとは驚きだ。
タイムスリップものではいつの時代に戻るかが鍵だろう、バブルの時代なら覚えている世代も多い、「カノッサの屈辱」でディスコの歴史を解説したホイチョイのホームグラウンドでもある。原作は主人公が男だが広末、薬師丸の母子コンビにしたことで奇妙なキュートさが増している。コメディアンヌぶりも上々だがなんといっても阿部寛さんの真顔でおかしい雰囲気が最高だ。
それにしてもタイムマシンが何故洗濯機なのか悩ましい。
名作「バック・トゥ・ザ・フューチャー」も企画段階では冷蔵庫案もあったらしい、子供が真似をすると危ないので没になった、本作でもエンドロールにコメントがある。
映画「神様メール」でも下界との秘密の通路はドラム式洗濯機だった、ドラムの回転する様をボーッとみていると催眠術にかかるのかしら、どこかへ通じる妄想に駆られるのも分かるような気もする。あるいは暗い過去を洗い流すため?、いや、そういえば始動前に洗剤をわざわざ入れていた、単にバブルへGOのひっかけだったのか・・。
陳腐な題で損をしているような気もするが過度な期待をもたせない分、本編の面白さが倍増したのかもしれませんね、大傑作でした。
有り得なくない?
とにかく「バブル崩壊を食い止める」というテーマそのものがナンセンス。国民全てが浮かれていたなどという宣伝文句もナンセンス。「好景気だ」「株を買わない者はバカだ」と資本家のみならず、一般市民まで財テクに走り、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と褒めそやされて偉くなった気分になる人々。当時から冷めた目で見ていたおかげで、バブル時代にはひとつも感慨深いものはないし、バブル崩壊にしても当然のこととして受け止めていました。
個人的な話で恐縮ですけど、あの頃に好景気の恩恵などほとんど受けていないし、むしろ腹の立つことのほうが多かったくらいです。平成へと元号が変わり、消費税が導入されたおかげで仕事は忙しく残業だらけ。過剰受注、人手不足によって納期に苦しめられ、死にそうなほど忙しかったのに給料はほとんど上がらず、止む無く退職をした後に、新卒者の話を聞くと、自分が辞めたときの給料より初任給が高いことに驚かされたものです。初任給逆転現象なんてのも問題になった、そういう時代だった。おまけにNTT株の抽選にもはずれ、付き合っていた彼女も高級志向で財布はピーピー。あ、これはいつものことか・・・
そんなつまらないバブル期への郷愁を醸し出そうとするのは、これまたバブルの申し子のようなホイチョイ・プロダクション(監督はその中の馬場康夫という人物らしいけど、現おぼっちゃま首相は成蹊学園での同級生であるらしい)。なんだかバブリーな人たちがもう一度バブリーな日本を作りたがってるような内容でしたけど、痛い目に遭ってる人はこの映画をどのようにとらえるのかも興味あるところです。
1990年の「土地関連融資の抑制について」という発表がもしなければ・・・などという着眼点は面白いものの、それがなくてもバブル崩壊は必然的であったのだし、伊武雅刀が料亭に集めた外国人の正体だけが光るプロットだった。その本筋よりも面白いのが、阿部寛が何度も使う台詞「約束はしたけど、守るとは言ってない・・・」というところ。これがおぼっちゃまの前任首相が答弁した「公約は必ずしも守らなくてもいい」と妙に被ってしまう。これが風刺であるなら評価もできるのですが・・・
こんなことを言うとやばいかもしれませんが、タイムスリップ作品としては面白くないし、ヒロス○の演技だって相変わらずやばい。飯島愛への忠言にしたって、小説は売れたんだろうから言う必要のないこと。それよりも「裏ビデオ流出に注意したほうがいいわよ」くらい言ってやれよ!
そんな時代も、あったねと。
思いっきりバブル世代だった私。いい思いもしたけど、その反動は大きかった・・・。
阿部さんの快演ぶりが、最高!。2007年ではくらーいおじさんだけど。1990年では「チャラ男」。この振り幅がツボりました。
去年流行った平野ノラさん、もしかしたらこの映画からインスパイアされた?ってくらい、バブルな風景が再現されてました。
バブル経験者も今は50代。友人と集まってワイワイ見ても、今でもOKな作品でした。
笑いとは・・
財政破綻による日本経済の破綻を目前にした2007年、ひょんな事からタイムマシンを発明してしまった薬師丸ひろ子。政府の密命を受けて、1990年へバブルの崩壊を食い止めるために時間の壁を飛び越えていくという物語。
まあ、何をとってもハチャメチャ、バブルの時期そのものが、元もとハチャメチャであったようですが。そのハチャメチャな物語に、元祖「プッツン女優」の広末涼子が絶妙のマッチング。お子さんをご出産なさっても、プッツン女優、健在たるところを見せてくれました(役の上でですがw)。
ホイチョイプロダクションらしく、至る所に細かいネタが仕込んであり、たぶん何回見ても楽しめると思います。けど、いわゆるナンセンス系なのでお嫌いな方もいらっしゃるとは思いますが。個人的に一番笑ったのは、エンディングの少し前の風景のCG。ベイブリッジの脇に、屋内スキー場「ザウス」が有りました。どう笑ったかは見てのお楽しみ。
しかし、全編を貫くパロディーが世の中を茶化していればいるほど、現実から離れていくわけですが。作品を見終わって、帰宅の途中のレストランでパンフレットを読みながら、ふと思ったこと。ああもう17年も経ってしまったのだな~ぁ。あのときの自分・そしてその時から今まで時間を過ごしてきた自分。やられました・・・・、大笑いした後だからこそ、返って振り返ってしまうのですよね。深刻に現実を描くのもなかなか大変ですが、こうやってパロディーでめちゃめちゃに茶化しておいて、見る者を突き放した先に、今の現実を振り替えさせるという。監督が意図したかどうかは分かりませんか、私にはそう見えてしまいましたw
飯島愛が出てる
これだけ見てるとバブルの頃って何て良い時代なのかって思っちゃうけど、あんなに浮かれてたのって一部の人達じゃないのかな?
気楽に見てたのに飯島愛が出てきた時は急に現実に引き戻された感じ。この映画自体が古いんだなぁと。
さっきまで口説いてた女が実は娘だと分かった時に、はしたない、女はもっと慎み深くなれと説教するシーンが印象的。
父親っていうのはバブルも何も関係無いんだな。
最後、彼らの人生が変わったのは分かったけど、国民は幸せになったのか?
阿部寛と広末涼子が活躍
総合70点 ( ストーリー:60点|キャスト:80点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:75点 )
阿部寛と広末涼子の2人のお気楽で滑稽な演技で楽しめた。強調されたバブル時代の描写に、服装や技術進歩の時代の差の描写、そして当時活躍していた芸能人が出てきたりと、娯楽に徹した場面を散りばめてくれている。物語もくだらないし特に格闘場面には安っぽい演出も多いが、それも含めて最初からこのようなお気楽映画としてわざとそう作成されているのだろうから気にならなかった。
元気な時にみたら楽しい作品。 いろいろなオマージュもあり楽しめけど...
元気な時にみたら楽しい作品。
いろいろなオマージュもあり楽しめけど、作品の完成度は低いかな。
途中ほぼ古畑のBGMみたいなのが流れたけど、同じ作曲の人だからかな。
日本の歴史遺産
全く期待せずに見始めたのですが、かなり楽しませていただきました。
劇中経過した17年間で、確かに多くのことが変わったよなー、と。
広末涼子のダンス、薬師丸ひろ子のナレーション、飯島愛というアイコン、ラモスジャパン、…。今後益々味がでてくる作品なのでは?
時代は時代が創る
バブルを知らない私にとって、映画で描かえれている当時の風景は衝撃でした。みんなしてお札を見せてタクシーをとめようとするなんて今じゃ考えられない(笑)
観る者を飽きさせないコミカルな演出がなされていて構えずに鑑賞した映画でしたがストーリーを通して、時代は時代によって創られるのだと感じました。どんな映画も何を感じ、捉えるかは観る者次第ですねー。
痛快で陽気さあふれる気分の良い佳品
バブル時代へタイムスリップしてバブル崩壊を食い止めようとする主人公たちの軽妙な痛快コメディーSF作品。
バブル時代のディスコビル(スクエアビル 数年前に取り壊された)や、今は亡き「morinaga LOVE」などが出て来、あの時代を思い出すことのできる映像は懐かしさを誘う。札ビラ舞うバブル時代の狂乱を切り取るいくつかのシーン。フィルムの配色やライティングの手法にもあの時代を思い出させる特徴表現が施されている。
ストーリーの中心でもある、大蔵省の総量規制の通達問題は、バブル崩壊の引き金になったとされるが、仮にそれをしなかったとして、物事が万事うまく行っていたとは言い難い。
しかし、作品全体に流れるバブル時代の楽観主義や陽気さを現代にまで引き延ばす歴史のif設定は、観るものの気分を明るく、軽妙な気分にさせてくれる。
広末涼子は今でも美しいが、この時代のみずみずしさは特に印象的である。
とことん楽しい作品。
深く考えずに楽しむ映画
基本的には面白いと思いましたが、これぞ!という何かがあったわけでもないという印象です。
バブル期には私は大学生でしたが、ぜいたくし放題、遊び放題だったということもなかったので、映画の中で描かれているバブル時代にはちょっと違和感を覚えました。
作品全体に漂う、毒にも薬にもならないお気楽感が、ホイチョイっぽさなのかな。深く考えずに楽しむ映画としては、悪くないのではないでしょうか。
全22件中、1~20件目を表示