僕は妹に恋をするのレビュー・感想・評価
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サンリオのキキララも双子のきょうだい(弟と姉)
初鑑賞
2006年制作2007年公開作品
原作未読
原作は『僕の初恋をキミに捧ぐ』『カノジョは嘘を愛しすぎてる』は青木琴美
元ポルノ女優の青木琴美は別人
監督と脚本は『海を感じるとき』『月と雷』の『花芯』の安藤尋
脚本は他に『素敵な夜、ボクにください』『悲しいボーイフレンド』『薔薇とチューリップ』の祢寝彩木
TBS日曜劇場99.9で共演した2人の若い頃の作品
平岡のもっと売れても良かった感と小松の売れなかった感が半端ない
原作が少女漫画なので濃厚な濡場はない
ピンク映画出身の監督なのに端を折っている
榊英雄や園子温なら必然性があろうがなかろうが過剰なまでにありのままを描ききるだろうに
でもジャニーズだからね
まあ別に良いけど
僕は嵐の中でマツジュンが生理的に好きになれなかった
榮倉奈々も同様
この映画のせいかもしれない
2人は何も悪くない
兄が妹に恋をするってのが気持ちが悪い
親同士の結婚で他人だった2人が兄妹になる設定なら良いが二卵性双生児という話ならちょっと受け入れることが出来ない
ロケットの当ててみてじゃないんだから兄と妹が肉体関係を結ぶなんてひいちゃう
そういえば石川達三の小説に『開かれ過ぎた扉』ってのがある
愛し合う男女のそれぞれの母は実は姉妹で父親が同じという話
それを知らない2人は親たちの反対を押し切り結ばれ妊娠する
だが残酷な事実を知った女はお腹の子供と共に自殺するって話だった
そこまでのバッドエンドではない
幼少の頃プロポーズした頼だが兄妹が結婚できるわけないじゃないかと現実と和解し失恋する流れで幕を閉じたのか
原作をほぼ無視して男女双子あるあるのドタバタなラブコメディーにしちゃえば良かった気がする
原作は実の兄弟ではありませんってありがちな設定らしい
頼は知ってしまったが郁は知らない
かなり早い段階でのネタバレならなぜ映画制作側はそれを活かさなかったのか
映画公開後も連載は続いていてその後の急展開なら映画スタッフは悪くないが
でも結局は父親が違う双子っていう設定
かなり稀だけど現実として有り得ない話じゃないけど
『激烈バカ』に登場した雌犬のひとみちゃんを思い出した
榮倉奈々の背の高さが今回の作品に限ってはドンピシャだった
マツジュンと身長が同じくらいなので双子という設定がしっくりくる
1番の見どころは2人の思い出の場所でのジャンケンで勝った方がおんぶするやりとり
はっきりいって全体的に作品としてつまらない
新人監督でもないのに映像が青臭い感じが多々あった
当時若かった4人のやりとりが基本ほとんどで特に芝居が上手いわけではないので退屈だ
浅野もキャリアのわりに上手い方でないし渡辺はちょい役で諏訪はセリフがないエキストラでも良いようなただのハゲオヤジだ
見終わるとタイトルのイメージとは裏腹に不思議とそれほど気持ち悪くない
なぜだろう
駄作の典型だが榮倉がマツジュンをおんぶした労力に免じておまけで星2つをあげたい
頭脳明晰かつスポーツ万能でクールという少女漫画ではありがちな設定の結城頼に松本潤
勉強は苦手でドジっ子だけど努力家という少女漫画にありがちな設定の結城郁に榮倉奈々
父が違う双子を産んでしまうことになった頼と郁の母・結城咲に浅野ゆう子
頼の親友で郁に思いを寄せる御坊ちゃまの矢野立芳に平岡祐太
頼に思いを寄せる楠友華に小松彩夏
2人が通う高校の保健の先生に渡辺真起子
英語教師に諏訪太朗
99.9の二人。
学生のおままごと
恋愛映画の甘いシーンとだけ捉えればそこそこ味わえる。
映画として考えた場合「なんだこれ」幼児思想か?
確か昔ドラマで観た気がする。
映画はここで終わっちゃダメでしょ。
10話中の2話目みたいな内容でしょ。
切なさ誘う音楽とビックリするくらいのスローテンポ。
砂糖直なめし続けているような作品だ。
罪悪感や苦悩やなぜ結婚が禁じられているかなど一切触れていない。
綺麗なお話みたいになっている。どう考えてもおかしいでしょ。
愛情深い兄妹は全然問題ない。
お互いパートナーを持たないのも問題ない。
ドラマみたいに一緒に暮らす話や実は血の繋がりが無かった話が出てこないと
ただ題名通りの他に何もない話になる。
愛とは何かを分からない子供が「お父さんと結婚する」というのと同じ。
中身がすっからかんになってしまっている。
その時、世界は残酷なほど美しく見えた。
大事な設定、忘れていませんか?
えぇ!?ここでこう終わる!?(エンディングの途中から書き始めてる)
原作を2巻くらいまで読んだことがある。
まず、原作では「双子がお互いを好きになるが、実は血の繋がりがなく、それを兄・頼だけが知っている」って設定だったと思うんだけど、記憶違いか…?
原作と映像作品は別で考えようという心で観るとしても、その設定がないのであれば、この映画をどう消化していいか分からない。
知ってるからこその部分が全部削ぎ落とされるとなると、ただただ気持ち悪いきょうだい(特に頼)じゃん…
頼だけが知っているからこそ、独りよがりが増幅して良い物語になるんじゃん…!だからこそ悩む頼の俺様感が生きるんじゃん…!!
それでもまだ前半は良かったと思うけど、矢野が「学校でキスをするお前が悪い。妹にキスするお前が悪い。」ってなんか急に理解ある親友ポジションになって、完全にブレた。
矢野が突然いい奴になって、楠は当然、元から頼の眼中にないわけで、そして双子がお互い恋をする・若いが故かいっぱいキスする、となれば、観てる側としても、「高校生だしとりあえず好きにすれば?」ってなるよ…。
そしてやけに暗くて不気味な母(浅野ゆう子)はなんだったのか。
朝、頼のベッドが乱れていないことに胸騒ぎを覚えた割には、二人に、彼氏彼女はいないのかと質問するくらいしかしない。そこめっちゃ慎重なんや…急にリアルやな……
終盤、草原が無くなってて急にセンチメンタルになるのはいいが、そこで関係を終わりにするでもなく手つないでラストって。
一瞬映る、横からのおんぶ姿が猛烈にださくて、美男美女でもこうなるんだなって、また突然のリアル。
主人公家族は「より、いく、さき」だ
近親相姦はいけないことだとハッキリ言えない世代なのだろうか。それとも彼らはかつての皇族崇拝でもしていたのだろうか。法律で禁止されているのは婚姻だけだから、ハッキリ言えないだけなのだろうか・・・少なくとも楠友華(小松彩夏)だけはなんとなくイケナイことだと思っていたのだろうけど、彼女にしても矢野(平岡裕太)にしても横恋慕という形でしか行動できない悲しさ・・・そんな状況だったら「横溝正史の小説でも読みなさい」と言って『悪魔が来りて笛を吹く』あたりをそっと差し出すのも手かもしれません。
最初からナメてかかってしまいましたけど、映像的にはかなり満足のいく部分がありました。特に序盤の二段ベッドの下でキスするまでの長回し。そしてラスト近くのジャンケンおんぶの長回しです。台詞も少なめで松本潤と榮倉奈々の心理描写が見事でした。惜しいのは、楠が理科室でのキスシーンを目撃した後の「付き合って」と迫るところ。主人公側のたじろぐ心理は伝わってくるものの、楠の奥に潜む心理・・・たとえば、目撃したことによって脅迫するかのような心・・・があっさり描かれてしまいました。頼(松本潤)にしても、「秘密にしておきたい」「バレたらやばい」「俺たちゃサルか?」などといった心理部分が弱かったのではないでしょうか。なにしろその直後に矢野に告白したようだったし・・・
そんなドロドロした葛藤よりも双子の兄妹の純愛だけでいいんだという意図があったのかもしれませんけど、後半はだらだらと進みすぎました。「兄妹という禁断の恋であっても、愛し合ってるんだからいいじゃない」と思える方なら存分に共感して二人の世界に浸れるのでしょうけど、ストーリーそのものを楽しみたい人には退屈かもしれません。
アイドル俳優ばかりなのに、みんな良かった。特に平岡裕太なんて今までの映画で一番良かったかもしれません。ちなみに、原作者は青木琴美とおっしゃる方なのですが、ずっとAV女優だと勘違いしていました・・・
映画的なつくりはさいあくでした
間の取り方がもってないし
カメラワークもただ俳優を追ってるだけ
榮倉奈々の演技がへた
なので映画的なつくりはさいあくでした
けど夜中の二人乗りして
原っぱに行ったり
じゃんけんで負けたほうが
おんぶして進むのとかは
ほんとに楽しそうでよかった ☆
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