子宮の記憶 ここにあなたがいる

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子宮の記憶 ここにあなたがいる

解説

直木賞作家・藤田宜永の同名小説を「ホワイトアウト」の若松節朗監督が映画化。母親の愛情に飢えた17歳の少年と、新生児の頃の彼を誘拐した女性との心の交流を繊細なタッチで描く。裕福な家庭で育った真人は、母親の愛情を感じられず孤独を感じていた。彼は自分が生後まもなく誘拐されていたことを知り、誘拐犯の女性・愛子が暮らす沖縄を訪れる。ヒロインの愛子に扮するのは「フラガール」の松雪泰子。共演は「夜のピクニック」の柄本佑。

2006年製作/115分/日本
配給:トルネード・フィルム
劇場公開日:2007年1月13日

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(C) 「子宮の記憶/ここにあなたがいる」製作委員会

映画レビュー

5.0『八日目の蟬』の続きがあったらこんなドラマになるだろうとといった嬰児誘拐犯とその子供の再会劇。

2013年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

イオンシネマとなりましたのを記念して無料上映会が行われたので見てきました。
裕福な家庭に生まれ、両親と3人暮らしの一見何不自由ない生活をしている17歳の少年・真人(柄本佑)。彼は世間体ばかり気にする両親や上辺だけの愛情を注ぐ母親に失望し、自分を赤子の時誘拐した犯人の女性にひと目会おうと沖縄に家出するのですね。その沖縄での人里外れた街で、入院中の夫(寺島進)を見舞いながら小さな食堂を一人切り盛りしている女性・愛子(松雪泰子)と出会うのです。
食堂のアルバイトに雇われた真人と愛子。お互いに秘密を明かさないながらも、次第に親子のような関係になっていくストーリーがステキでした。
松雪泰子は嬰児誘拐の母親役をさらせたら填まりますね。
『八日目の蟬』の続きがあったらこんなドラマになるだろうとといった嬰児誘拐犯とその子供の再会劇。『八日目の蟬』に匹敵するくらい感動しました。

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