劇場公開日 2007年1月13日

「それでも松田龍平はうまい」悪夢探偵 くまっちさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0それでも松田龍平はうまい

2025年3月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

塚本晋也監督は「鉄男」の独特の世界観がインパクト大だった

この作品も暗く色調を抑えた画面が、
この人が好きな世界観なんだろうなと思う

冒頭の原田芳雄と松田龍平の絡みに心掴まれたものの
警察シーンのhitomiに、(あ、やばい)と思う

hitomiの大根役者感が(hitomiが悪いわけじゃない。演技経験もないし。)
B級感を盛り上げる
これは狙い通りなのか?
しかしスタイルは抜群で、そんなミニスカート履かんやろ警察、と思うが
脚はキレイ
人の気持ちがわからない周囲とぶつかりがちな女性の役だが
不機嫌そうな表情はいつも口がちょっとだけ開いてる
hitomiなりの役作りか
意外と、細面じゃなかったんだなhitomi、それとも若いから顔がちょっとパンパンなのか
演技力のある面々に囲まれて、主役級の出演時間、
他人事ながら、ちょっとかわいそう、頑張ってるよhitomi、大根だけど、、

水中を沈んでいく松田龍平の美しさよ

これを見るだけでも、この映画は価値がある

松田龍平がいるだけで、画面が引き締まる
こんなことを思ったのは鳥肌実以来(「けものがれ、俺らの猿と」以来)

それはカメラが、演出が、そうしたいと
思わせる何かを持っているのだと思う

生まれもったものが強い
これは単なる血筋だからってわけではないだろう

くまっち
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