ライアンを探せ!のレビュー・感想・評価
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パクリ?
『マダガスカル』や『ファインディング・ニモ』のパクリだと思われてもしょうがない作品。しかも、それを上回ってる要素なんてひとつもないと断言できよう。
普通はライオンの親は子供を崖の上から突き落とすなどといった表現も多いし、教育論を語る中でも別格の扱いを受ける動物なのです。仮に、そうした孤高の猛獣が人間に飼い慣らされてしまったために甘くなったという設定だとしたら、説明不足も甚だしい。子供が鑑賞する際でもそこまで理解するのは不可能だと思います。異種族であっても動物の平和を願う物語にするのなら、『ジャングル大帝』のDVDでも子供に見せるのがいいだろうし、偉大なライオンを見たいのならば『ライオン・キング』でも見てればいい。
などと偉そうなことを書いてみたものの、3分の1くらいは寝てしまったので素直な感想が書けません。普段は弱い立場であるヌーに襲われるという発想は面白いし、よくあるライオン=アメリカという構図を意識したものならばそれなりに楽しめるのかも・・・・
二度目の鑑賞で評価が変わった
第一印象は「お利口さんで退屈な方のマダガスカル」で、以降は気にも留めてなかったんだけど、
久しぶりの視聴で本作の格調というか志のようなものを見直しました。
確かに導入というか、前半アメリカを離れるまでは見所がロクにないのは正直なところ。掛け合いもマイルドで寒いし、半端にリアルなCGを見慣れるまで、動物達に愛着が湧きにくいのもネック。
しかし本題の火山島に降り立ってからは見違えるように個々のキャラクターが立ち始めます。流されやすく小物気味なコアラ、おバカなようで他人をよく見てるヘビ、誰よりも友情に熱いリスなど…。
確かに「見栄で隠していた自分と向き合い、問題を克服する」という話のキモは古臭いですが、もとからクラシカルなテーマって普遍性もあるので、2020年の今見ても充分視聴にたえる佳作と言えます。
ラストは島に残って野生に帰ると記憶してたんだけど普通に凱旋してました…思い違いだったみたい。ともあれ、ふとした時に立ち止まって見るくらいの価値はあると確信します。
Coldplay
2020年3月29日
#ライアンを探せ! 鑑賞
ニューヨーク版の #ラインキング と言うか、
ディズニー版の #マダガスカル と言うか、
動物版の #ファインディング・ニモ と言うか、
そう言ったことが気になってしょうがない映画でした。
ま、マダガスカルほどギャグが少ないのはディズニーらしいですけど。
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