もしも昨日が選べたらのレビュー・感想・評価
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人生の生き方について考える
人生をリモコンで早送りする手段を得た主人公が、面倒な事や嫌な事を早送りして過ごし、嫌な事から逃げる訳だが逃げてきた結果は失う物が多く最後に後悔する
スーツという海外ドラマでもドラマ内の主人公が、食事会を自分がセッティングして開く事を面倒だと言い嫌がった時に、上司が一見どうでもいいように見える事をおざなりにした結果、会社内での信用を失い窓際族になった社員を指差し「どうでもいい様な事が大事だったりするんだ」と言います
本当に世の中嫌な事や逃げたい事、面倒な事が溢れているがそこから逃げて得た物はなんだろう?
実はその一時の感情の為に得る事を放棄した事柄が沢山あったんじゃないだろうか
時に逃げる事は大事だが
ただこの映画を見ると過去の自分がどれだけ逃げてきたかを考える事になる
それに家族は大事にしよう
笑いあり・・・涙あり・・・。
人生を自由に操ることの出来る、不思議なリモコンを手に入れたマイケル(アダム・サンドラー)。
仕事優先で 面倒なことは全部 早送りに・・・。
出世することに成功はするけれど 気が付けば・・・。
アダム・サンドラーの妻役に ケイト・ベッキンセイル
怪しい(?)店員 モーティー役に クリストファー・ウォーケン。
マイケルの上司役に デイヴィッド・ハッセルホフが 出演しています。
アダム・サンドラーの ”ノリ” について行ける人ならカナリ笑えます(私は爆笑でしたw)
でも・・・最後は グッときます。
(でも、ここでも 泣きながらクスッと笑わせてくれます)
失くした時間を 取り戻すことは出来ないから、やっぱり、今を大切に生きなきゃっと、思わせる そんな作品です。
後味のいい映画でした。
とても感動しました。
ちょこちょこ笑えるシーンがあるので、観ていて全く飽きませんでした。
観ていて、完全に映画の世界に引きこもれました。
ケイト・ベッキンセイルが観たくてみましたが、映画の内容が予想を遥かに超えた出来でした。
ラストも納得できるラストです。
目が痛くなるほど泣けた。
人生に「無駄な時間」なんて無い。
人は必ず老いる運命にある。
人生の長さは限りがある。
自分が死ぬ時家族に看取ってもらえる事は幸せな事だ。
コメディだと思って見たが、こんなに泣けるとは思わなかった。
あんなに美しい奥さんと愛し合っていて、子供は男の子と女の子がいて、二人ともパパの事が大好きで、お祖父ちゃんお祖母ちゃんとも仲良しで、なかなか出世は出来ないけどちゃんと仕事もしていて、主人公マイケルはとても幸せ者だ。
私は家族が少ない家に育ったので、マイケルの家族がとても羨ましい。
ああいう家庭で暮らす事が、人間にとって一番の幸せと言えるのかもしれない。でもマイケル本人は仕事や家族との付き合い等、いろいろ忙しさに追われて、その幸せにはなかなか気付けないのだ。
もっと家族と過ごしたい、そうすると仕事を減らさなければならない。
そしたら収入も減るし、今の生活が維持できなくなる可能性だってある。一家の大黒柱なら、そんな事は出来ない。
だから仕事を優先してしまう。そうこうしているうちに子供達はどんどん大きくなっていく。お父さんの立場というのは辛いものだ。
苦しい時も、楽しい時も、全部を含めて、人間に与えられた「命の時間」なのだ。
マイケルが面倒事を早送りして、やがてその過ちに気付き後悔する姿は、私にそう教えてくれた。
ある日マイケルがモーティから不思議なリモコンを貰い、この物語は始まる。
そんな「人生が劇的に変化する出来事」なんて、あるかどうか分からない。
死ぬまでに一度も起こらないかもしれない。
多少の苦楽はあっても、最後まで平凡な一生かもしれない。
でも、それでも人生は素晴らしいものなのだ。
世の中にたくさんある映画の中から、私が今日たまたまこの映画を選び、見た事だって、恐らく私にとっての人生の一つの財産になったのだから。
家族を大切に~
いやなことや面倒なことを早送りにして人生を過ごせたらどんなにいいだろう、というのは誰でも願うところだと思います。私もそんなふうに都合よい人生を送りたいと願って止みませんw。でも、実際にそういう風に人生を送った場合の悲劇が描かれているのがこの映画ですね。
私は、アダム・サンドラー演じる主人公を、何か自分と重ね合わせて見てしまった感じです。彼の屈託のない演技が、主人公を「いい人」風に見せているのですが、自分にだけ都合のよい人生を選べてしまったが為に、だんだんと悲劇のどん底に陥ってしまうという。。。
とはいえ、どちらかというとコメディ的なタッチで描かれていて、笑いありハッピーありで非常に好感の持てる作品でした。
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