インサイド・マンのレビュー・感想・評価
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軸ずれず 難解
常識はずれな自らの趣味が国を動かす
話は難解である。銀行強盗が銀行を襲い、警察と心理戦。だったら話はわかる。さらに言うならばこの銀行強盗は実は優しい、気が弱い、もわかる。
しかしこの映画においてはまたまた斬新である。銀行強盗だと思われた4人組は銀行強盗ではないという設定。こんな設定だれが思い付くか。
話を見ていくと要所要所で普通の凶悪な銀行強盗ではないところに気づく。
決定的なのは子供との会話シーン。強盗ゲームを非難する強盗を見て、一見愛があるではないか と思わせられる。しかしこれもまた愛ではない。自分の意思を独り言のように言った感覚。
この映画はある4人組が趣味を楽しみ、これが警察、銀行会長、また弁護士や一般市民をも巻き込む壮大なストーリーなのだ。
もう少し恋愛や殺人など、ひねりを加えればもっと面白くなったはずだ。
テンポが遅いような…
デンゼル・ワシントン、ジョディ・フォスター、それにクライブ・オーウェンが、それぞれ個性的で魅力的。でもね、ストーリーの展開にスピード感が欠けている。映画館なら耐えられる程度だか、家でDVDでとなると、ちょっとツラかった。
え~っ?どう言うこと?
デンゼル・ワシントン、ジョディー・フォスター、クライヴ・オーウェンと、アカデミー級の役者が勢ぞろい。完璧な銀行強盗を演じるクライヴ・オーウェンと、NYPD捜査官のデンゼル・ワシントン、そして、弁護士のジョディー・フォスターの息詰まる心理戦が繰り広げられます。
デンゼル・ワシントン、年取りましたね。昔は若々しいイメージがあったんですが、何か、中年のオジサンという感じでした。それと、ジョディー・フォスター。食わせ者の弁護士役を見事に演じています。それと、NYPD ESUのウィレム・デフォー、彼はこう言う役が似合いますね。
作品中、二つの時間軸での話が流れるので要注意。一瞬混乱するかも。後半の時間軸は統一されていますが。物語自体は、心理戦と言う事もあり、静かな時間が流れていきます。これと言って、凄く盛り上がる訳では有りません。そう言う意味では、ちょっと不満の残る向きもあるかもしれません。最後も、人に依っては、ちょっと物足りなく感じるかもしれません。好き嫌いの分かれる作品だと思います。
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