「重厚で見ごたえたっぷりのサスペンス」インサイド・マン 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
重厚で見ごたえたっぷりのサスペンス
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スパイクリー監督作品は、メッセージ性が前面に出ていてテンポが悪くて長い映画の印象があったのだが、エンターテイメント性がとても高くて面白い映画だった。
銀行強盗がとても頭がよくて、見事に犯罪を成立させていた。ただ、大抵SWATが出動して、壁に穴をあけて胃カメラのようなカメラで丸見えになるというのが、この映画では描かれていなくて、それがあったら成立させるのは難しかったのかなと思った。
銀行の物置の床に穴をあけて「トイレができたぜ」と言っていたのが、軽口をたたいているだけかと思ったら本当にトイレで、面白かった。
結局、銀行の会長の秘密はどのように活用されたのか気になった。
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