「誰も殺さず、何も奪わない。犯罪とさえ言えないような完全犯罪を実行し...」インサイド・マン supersilentさんの映画レビュー(感想・評価)
誰も殺さず、何も奪わない。犯罪とさえ言えないような完全犯罪を実行し...
クリックして本文を読む
誰も殺さず、何も奪わない。犯罪とさえ言えないような完全犯罪を実行した男たちの物語には最後までハラハラさせられる。ただカメラの映像や隠し部屋などそのトリックのほとんどは2018年現在のセキュリティでは実行できるものではなく、また、世界を牛耳るほどの財を成した大銀行家が、いとも簡単に弱みを握られてしまうあたりや、事情があって処分できなかったはずの秘密なるものの顛末が最後までうやむやであまりスッキリした終わり方ではなかったように思う。奪った指輪を刑事に渡すのは意図があるにしても、ダイヤの一部まで渡すなんて、まるでルパン三世みたいでそれではあまりにも子供向けアニメすぎて白けた。
コメントする