アルティメットのレビュー・感想・評価
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本場のパルクールはやっぱりスゴイ
高い壁に囲まれて他の地域から隔離されたパリ郊外の地区バンリュー13。荒れ果てた地区内はあらゆる悪の巣窟と化しているが、レイトは荒廃していく街で麻薬密売組織と孤独な戦いを続けていた。そんな折爆弾を密かに輸送していたトラックが何者かに襲撃されバンリュー13に持ち込まれて時限装置を起動されてしまう。エリート捜査官ダミアンは爆弾を所持する組織との交渉のため単身乗り込むが土地勘のないダミアンは妹を組織に拉致されたレイトと手を組み爆弾奪回に挑む。
主演の2人、ダヴィッド・ベルのパルクールアクションとシリル・ラファエリの流麗なガンアクション&格闘でお腹いっぱい。考えてみれば現在のアクション映画のシークェンスの主流はもっぱらパルクールにあって、フランスはその本場中の本場。おしゃれなイメージばかりが先行する同国が良質なアクション映画を量産していることはもっと知られるべきだと思います。スクリーンで観れなかったのが悔やまれる快作でした。
隠れた名作
動きがすごい。
楽しかった
高いところにひょいひょいとよじ登ったり、車にはねられそうになっても飛び越えたりと、身一つでできる動作が大変な躍動感で見ていて楽しく、スリリングだった。高いところから飛び降りる時に足首をひねらないかとか膝が痛くならないかと心配になった。あんなふうにできたらさぞ楽しいだろうなと思った。特に釣り場のテトラポットでは怖くていけない場所が多いので、彼らならものともせずにギリギリの場所で釣りができそうだ。
ストーリーは特にどうということでもないのだけど、モヤモヤしないし、アクションを引き出すのに特に邪魔をせずよかったのではないだろうか。
クライマックスで、それまでスラムのような地域で動き回っていると思ったらきれいなマンションが出て来たのでびっくりした。
身体を使ったアクションは凄い
自分はやがて引退を表明しているリュック・ベンソンだが「若手を育てる為」と公言してプロデューサー業にせっせと精を出すのはひょっとしてジョージ・ルーカスになりたいからだろうか?この作品もプロデューサーに徹している。
今回の題名の『アルティメット』とは《アルティメット=究極》のアクション映画を目指しているからか?一体どんな仕上がりだろう…と思ったらいきなりの“追い掛けっこ”で始まったのだがこれがなかなか良い。スピード・アクション・体の身のこなし等、素晴らしい動きで思わず身を乗り出した。
その後もアクションは続き、やがてもう一人のはみ出し刑事が負けず劣らずの動きで登場し2人である任務をする事になる。まるでハリウッド映画によくある【反目しあう2人のコンビ】が事件を解決するストーリー展開なれど、それまでに見応え充分だったアクションシーンの連続に「ひょっとしたらこれは傑作か?」と思えたのだが…。その思いは残念ながら長くは続か無かった…。
ここからクライマックスにかけての展開はかなり無理があり過ぎて、急速に興味を無くしてしまい退屈すら感じてしまった。何とも勿体無い作品だった。
(2006年7月20日新宿オスカー)
パルクールの第一人者「ダヴィッド・ベル」が堪能できるフランス製アク...
最高です!!
★ ガチンコ ★
フランス映画がこんなに面白いとは(゜∇゜)さすがリュック・ベッソン!
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