マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝のレビュー・感想・評価
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悪霊退治はボランティア
さるお方から「特撮(バンド)の曲が聴ける映画があるよ」と勧めていただいた作品。検索してみると…アクションもののようで。ジャンル的に多分普通に生きていたらスルーしていたであろう本作。ジャケ写から漂う異様な熱気に誘われ、いざ鑑賞! 先にも触れましたが、アクションものには本当に疎くて、千葉真一と倉田保昭も顔は知ってるけど何やってる人だか全然知りませんでした(笑)こんなやつが本作のレビュー書いてすみません。特撮(バンド)目的だったもので…💦 さて、いざ始まってみると…めっちゃアクションしてる!「見よ!これが日本アクションの力だ!」の宣伝文句は伊達じゃあない。冒頭の長回しバトルシーンでいきなり見せつけてくれます。その後もバトルシーンはいくつもあるんですが、ラストの千葉真一vs倉田保昭が凄い!あの、なんて言ったら良いのか分からないですけど、バシッ!バシッ!バババッ!ってやつ、気持ちいいですよね!(誰か私に語彙力をくれ) 本格アクションが本作の見所ですが、私としては仲間を集めるプロセスっていうのが凄く好きでして。七人の侍とか、少林サッカーとか。その点でもストーリーを楽しめました。 肝心の音楽の方ですが…オーケンの歌が入って無いので3曲くらいしか気付けなかった…(泣)それでも特撮(バンド)の格好良さを再確認するには充分!映画にもハマってたのでとても良かったです。(ところで、この(バンド)って入れなきゃいけないようなバンド名つけないでよ、オーケン…。電車(バンド)とか) 意外な収穫。それは千葉真一と倉田保昭。こんなかっこいいアクションする人達がいたんだなぁと、無知な自分を恥じ入るばかりです。ありがとうございます!さるお方!(笑)
お話はスッカスカなのに、オーケン曲が使われていたことで、不思議な☆4点作品です。
なんでこんなマスター・オブ・カルト作品を観ようと思ったのは、そう!大ファンの大槻ケンヂ率いるロック(?)バンド“特撮”の「ロコ!思うままに」がエンディングテーマとして使われているからと知って。 ただそれだけの理由で。 あと、千葉真一と倉田保明の共演も胸熱かと思って。←ふつーの人ならこっち目当て(笑) まぁ端的な感想としては、Vシネマの類かと思い。わざわざ映画でやるべき内容なの?というのが正直な思いでした。 で、劇中曲にも“特撮”(ややこしい名前のバンド!)の曲のインストゥルメンタルが多数使われていた訳です。 効果的かどうかはさておき。 聴いてわかった順を追って書くと(誰得?) 「テレパシー」→「ダンシングベイビーズ」→「人間以外の俺になれ」→「ルーズ・ザ・ウェイ」→「ロコ!思うままに」→「オムライザー」→「人間以外の俺になれ」→「ゴスロリちゃん、綱渡りから落下す」→「人狼天使」→「オムライザー」→「世界中のロックバンドが今夜も」→「人間以外の俺になれ」→「ゴスロリちゃん、綱渡りから落下す」→「人狼天使」→「世界中のロックバンドが今夜も」→「人狼天使」→「ケテルビー」→「NIGHT LIGHT」→エンディングの「ロコ!思うままに」(ここはテーマ曲としてボーカル有りver.にしてほしかったところです)以外にも多数使用されていたみたいです。(エンドロールを見て知ったです) 思うに監督さん、重度のオーケンファン? また、私が存じ上げないだけで、他のアーティストさんの曲も多数使われていたようですね。(エンドロールを見て知ったです) まずこの監督さん、劇中曲をお気に入りのバンドの曲を使いたいことありきで、じゃぁそれを作品としてどう調理しようかということで、千葉真一と倉田保明の夢の共演で撮ったっぽいのかなぁ? そうそう!肝心の映画のお話ですよね。 千葉真一、倉田保明両御大のキレッキレのアクションは、さすがにメインの見どころとして楽しめました。 あと、後継者になる若者七人衆の、特に女子ーズの私服がかわいかったです。もちろんアクションもかなり頑張っていたと思うです。 特に主演?の木下あゆ美ちゃんのデニムの超ミニスカは、どストライクでした。できれば修行中&戦闘シーンでも私服でお願いしたかったです。(もちろんパンチラを期待で・笑) 筆者ではよくわからなかった小ネタも挟みつつ、女子ーズたちが本当にかわいいのな! 御大お二人のアクションとオーケン曲が劇中で使われていたことで基礎点☆3です。 あと女子ーズたちのかわいい私服姿を見ることができたことで☆1加点。 肝心のお話については…加点無しなのな(笑)ここで-☆1点。惜しい! ぶっちゃけお話はスッカスカの中身。 逆に言うとお話さえもう少しがんばっていれば、こんなカルト映画でも夢の☆5点は行っていたのになぁ。 冒頭の圧巻のワンカットっぽい100人組手?もちょっとしょぼいっちゃぁしょぼいんですよね。がんばってはいるんですけれど。 他には特に語るべきこともなかったですね、はい… ちなみにレビューを書く参考にしてみたくWikipedia先生にお伺いを立てようとしたのですが、この作品に関してはページが作成されていなかったです。 そこからもこの作品の評価は推して知るべしなのかなぁ…
倉田保明vs千葉真一!!そして、コミカルなワイヤーアクションもさることながら、メガネザルが最も萌える。
『ただ、きみを愛してる』の宮崎あおい、『7月24日通りのクリスマス』の中谷美紀、『いちばんきれいな水』の菅野莉央、そしてこの『マスター・オブ・サンダー』ではシャープペンシル脳天刺しが得意技である芳賀優里亜だ。「メガネをはずしたほうが可愛いよ」などという言葉はもしかして今年の流行語大賞に選ばれるんじゃないかというほど(2006年当時)下半期の映画に登場してますが、ここまでコンタクトレンズ業界からの援助があるのかと疑ってしまうほどです。 その芳賀優里亜は『仮面ライダー555』のヒロイン、主役の木下あゆ美は『特捜戦隊デカレンジャー』のヒロイン、永田杏奈は『仮面ライダーカブト』のヒロイン、小松彩夏は『実写版美少女戦士セーラームーン』のセーラーヴィーナスであります。さらに男性陣でも『仮面ライダー剣』の椿隆之が出ているほど、アクション系若手俳優のための映画。そんな萌えキャラだらけの中、アキバ系の男が入っていたり、変な日本語を喋る黒人アドゴニー・ロロが出演していたりします。 ストーリーはVシネマとか深夜ドラマが似合うような内容なのですが、CGやワイヤーアクションにも力を入れ、ゆるいコメディタッチなのが魅力でした。倉田保明にもおちゃめな演技をさせるなんてすごすぎます。かのブルース・リーにヌンチャクをプレゼントした伝説の人に!です。そして千葉真一。かつてのアクションスターのイメージよりは『キル・ビル』に登場した時の雰囲気そのままだったのですが、今回は刀匠ではなく仏像の木彫りに精を出す一線から退いた闘魂和尚の役でした。 見所は往年のアクションスター対決だとばかり思っていたのですが、それよりも冒頭の悪役・中村浩二が数十人の修行僧を相手に暴れ回るシーンでした。それもかなりの長回しで、疲れを感じさせない連続の格闘。こんなに美味しいシーンを最初に持ってこられたら、中盤の若手俳優たちの楽しい修行シーンのおかげで印象が薄らいでしまいます。欲を言えば、お色気シーンがちょっとでもあれば・・・と、映画の対象年齢も気になりました。さすがにカンフーファン向けではないような・・・ 【2006年11月映画館にて】
最後のチャプターだけでも
千葉真一×倉田保昭という、極東のアクション映画の歴史を語る上で欠くことの出来ない、まさに伝説の二人が直接対決! もう、これだけでハイテンションで映画館に行ってしまいましたよ。 なんか、若い俳優がいっぱい名前を連ねている、あまつさえアドゴニーさえキャストされていることには、あえて目をつぶって。 この映画の神髄はラストバトルにあると思います。 この映画を楽しみにしてるファンの大多数……っていうか、たぶん全員が千葉×倉田だけを見たがってたはず。 その期待に見事に応えてくれています。 極東アクション映画の生ける伝説が繰り広げる死闘を、とくとご覧あれ! 時間がない方でも、DVDのラストバトルのチャプターだけでも観てほしいです。 時間と心の余裕のある方は全編観てみてください。 といってもラストバトル以外は、あんまり記憶にないんですが…なんか、わりとどうでもいいシーンばかりだったので、たぶんどうでも良いと思います。
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