涙そうそうのレビュー・感想・評価
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初めて映画館で泣いた。沖縄舞台で妻夫木にーに。あの時はお兄ちゃんと...
初めて映画館で泣いた。沖縄舞台で妻夫木にーに。あの時はお兄ちゃんと喧嘩ばっかしてた年だから兄弟愛に泣いた。にーにって素直に言いたいな〜って思った。
お互いの手紙は本当に号泣した。
私の映画好きも涙そうそうがきっかけだと思う。
妹萌え。
シンプルで分かりやすい作り。沖縄を舞台に「にーにー」と呼ぶ長澤まさみが死ぬほど可愛い。そして、まさか死ぬとは思わなかった。うーん…安易な印象。涙そうそうの歌詞に出てくるアルバムもキーアイテムとして出てきます。
わざとらしさが目立つ物語
総合60点 ( ストーリー:55点|キャスト:65点|演出:60点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
じれったい距離がなかなか縮まらない血の繋がらない兄妹。だけどそれ以上に朝から晩まで精一杯働き続ける兄のほうが気になる。この手の劇にはありがちな不幸が次から次におこるのに、それにも負けず恨みも見せずに爽やかに振る舞いへこたれることなく努力をするいい人すぎる姿に、わざとらしさも感じてしまう。彼らを不幸にしていく出来事がまたわざとらしい。見終わったときの気分は悪くなかったのだが、この途中の「何があってもいい人なのに、話を盛り上げるための予定された不幸が起きる」という物語があまり好きになれなかった。
危ない綱渡りをしつつ、じれったさを感じる映画
最初の高校一年の長澤まさみは無いだろ!と突っ込みつつ、最後までジリジリしながらみちゃいました。長澤まさみは単なるアイドル女優ではない、正に天賦の才を感じます。そして血のつながらない明るく働き者の兄に、複雑な、恋心を抱き続ける妹の織りなす微妙な空は見る側をジリジリと捉えてゆく。
二人はいつかぶつかる大きな壁を感じながらも、兄妹二人で一生懸命に、生きてゆく。
高校と言う成長期の中で複雑な、感情が交錯する。
最後のオチは美談で終わらせるためなのか。
えーっと思いつつ、少しほっとしたラストでした。
残念ながら、涙はでません
途中までは良い。
妻夫木も長澤も本当の兄妹みたいにいい演技してる。
しかし、長澤が大学入学するあたりから変な展開に。
製作者が無理やり泣かせようという意図が見え見え。
同じ沖縄にいるんだから、お互いすぐに会いに行けるんじゃない?
別れ際にそんなに号泣しなくても・・・
その割りに、そこから1年半も全く連絡取らず。
しかも手紙って・・・。
二人とも携帯持ってるからメールくらいするだろうし、家も近いんだから、普通の週末でも会える。
普通の週末が勉強や仕事で忙しいっていうんなら、ゴールデンウィーク、盆、正月のどこかで会える。
いっそのこと時代設定を戦後くらいにして、長澤をヨーロッパの大学に行かせればよい。
極めつけは、仕事中ちょっと咳をしてた妻夫木が発熱⇒重病。
しかもお亡くなりになるなんて、コントのようでした。
特に普段は体は悪くなさそうだったのに。
ストーリー後半がこんな展開だけに、むしろラストの主題化が浮いてました。
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