劇場公開日 2006年10月28日

父親たちの星条旗のレビュー・感想・評価

全50件中、41~50件目を表示

3.5硫黄島(アメリカ側の視点)

2013年6月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

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そう

3.5戦争の意味を考える

2013年6月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

「日本が負けた」映画を観るってのもなんだかなぁと思って、最初は観る気はあんまり無かったんですが、ついつい観に行ってしまいました。 この映画はドンパチアクションとかを期待したら肩すかしを食うと思います。昨今の映画にある人体崩壊もさほど無いし。 でも、見終わった後には戦闘の描写そのものには、さほど意味がないって思いました。 この映画を観て、改めて戦争の意味って何だろうと考えさせられました。 政治的な大義名分は何となく分かるし、戦略的・戦術的な勝利のために戦うってのも分かります。 でも、実際に銃を持って戦う兵士たちは、立派な指揮を執っていようが、敵を何人殺そうが、敵に殺されようが、味方に殺されようが結局、それは一個人の人生として完結してしまう。 その一方で、“たまたま旗を立てた”だけで英雄視されてしまう兵士もいる。 そして、その英雄でさえ戦争が終われば用無しとなって、クズのように捨てられてしまう……大義名分の前には、兵士個人のパーソナリティなんてのは消し飛んでしまう。 だとしたら、いったい何のための戦争……戦っている兵士にとって、何のための戦争だったんだろうか考えさせられました。 それは生き残ったオレたち(硫黄島で戦ったのは、紛れもなくオレたち日本人の先輩たちなわけである)にとっても、何のための戦争だったんだろうかという問題を投げかけているかも知れないし、そうじゃないかも知れない……まあ、それは受け取り手の判断ってことで……。 で、その“何のための戦争だったのか”の一つの考え方を示してくれるのが、これに続いて上映される『硫黄島からの手紙』なんじゃないかな、とオレ的には期待していたりします。 というわけで、『硫黄島からの手紙』も観に行かなきゃならんな~。

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A-COLOR

4.0死ぬのは友のため、共に戦った男たちのためだ

2012年6月2日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

難しい

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shimo

3.5ノンフィクションながらイーストウッドにしか出せない味わい

2011年12月24日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

流石はイーストウッド、一枚の写真の真実を描くことにしっかり腰を据えてぶれることがない。 丁寧な心情描写と巧みな演出も相変わらずだ。 「ライアン」には及ばないが硫黄島上陸の戦闘シーンもなかなかなものだ。 絡み合う時系列の異なるシーンの展開、切り替えの仕方も見事。 イーストウッド作品の多くに流れる"英雄の贖罪"を根底にもつ重厚な作品。

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keita

3.5壮絶な戦争とその裏側

2010年8月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

戦争の悲惨さと、その裏側である戦争資金の調達についてもスポットが当てられた作品。 戦争国債を売りさばくため、いいように扱われる英雄たちの姿が印象的だった。

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ひーやん

3.5結局振り回されるのは下級階級

2010年5月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

日本の砦、硫黄島に星条旗を立てた瞬間を撮った1枚の有名な写真。それにまつわる逸話を素材にした戦争巨編だ。 国は、戦をするためには大義名分を、戦を続けるためには士気を煽るようなビッグニュースを造りあげる。民衆を煽るのは、いつもひと握りの上層階級で、そういう人たちは決して銃弾の飛び交うようなところに立ったりはしない。それは今も昔も変わらない。 逸話自体は興味深く、飾り気を取り払っているが、適度な抑揚とテンポは作品を長く感じさせない。戦闘シーンは「プライベート・ライアン」の方が痛い。

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マスター@だんだん

4.5原作もぜひ

2009年9月3日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

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BPCW

4.0エンドロールが終わるまでしっかり目に焼き付けてほしい。

2008年11月16日

悲しい

難しい

硫黄島に於ける日米の激戦を脚色を交えながら綴った作品。アメリカ側の視点による描き方ときいたので、自分でも斜に構えた見方と自覚していたが、それでも輝かしい部分だけでなく、悲惨な所も描かれていて見応えのある作品。これから見る方は、エンドロールが終わるまでしっかり目に焼き付けてほしい。

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もぐもぐかつみ

4.5印象はフェア

2006年11月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

日本兵、米軍というこだわりなく描かれていて、印象はフェア。 ライアン・フィリップがいいなあ。カオスもよかったけれど、真面目な兵士役もいい。 硫黄島で日本兵がどんな惨状であったのか、資料や本を読んで知っているので、「硫黄島からの手紙」もぜひみたい。 いろいろな思いやりや、しがらみのある日本人では描けないところまでみせてくれるのか。期待してますイーストウッド監督、渡辺謙さん。

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chocolate

5.0哀しい英雄の物語。

2006年10月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

第二次世界大戦末期の硫黄島の攻防戦が舞台。その中でも、有名な擂鉢山に星条旗を掲げた5人のアメリカ兵に関しての、アメリカ側の視点でのその後のエピソードです。日本側の視点から描かれる『硫黄島からの手紙』が年末に公開されます。 擂鉢山の星条旗が、アメリカの厭戦気分の漂っていたアメリカの戦意高揚に役立ったのは想像を待たないが、写真に映っていた兵士たちが英雄に祭り多上げられ、戦費捻出のための国債購入キャンペーンに借り出されていたとは知りませんでした。まぁ、国の為政者が考えそうなことではありますが。英雄に祭り上げられた三人の苦悩が良く描かれており、それを通して、戦争の凄惨さを見ることが出来ます。また、英雄として扱われても差別がなくならないインディアンの無念さも良く判ります。 有名な擂鉢山に星条旗を掲げようとしている写真が、二枚目の取り直した写真であると言うのは史実です。第二次大戦にまつわるアメリカ軍の写真にはそうしたものが多く、これも有名な、マッカーサーが幕僚を従えてレイテ島に上陸しようとしている写真もそうです。これに関しては、マッカーサー本人はズボンが濡れるのを嫌がったのですが、いざ写真を見てみると勇壮に見えるので、そのまま使ったと言う話しもあります。 製作にスピルバーグが絡んでいることもあり、かの『プライベート・ライアン』で用いられた、何となくモノトーンチックな映像としてみることが出来ます。また、その経験がフィードバックされたのか、上陸シーンや戦闘シーンはかなりリアルです。また、映画のエンドロールには、実際の当時の写真が使われており、映画に出演している人物本人の写真も出てきます。

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勝手な評論家