UDONのレビュー・感想・評価
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ビジネスの実感がわかず表面的だった💀
おばちゃんにUDONを出して頂くシーンが沖縄そばの店と同様、何か良いですね。姉の「母さん、分かってて一緒になったんだと思う」の台詞が印象的でした。カルメンの曲等がずっと流れていて、ストーリーのつまらなさを誤魔化す効果がありると思います。広告業で乗っかろうとする中盤までは虚業で空回っていると感じましたし、家業に参加して自分で作ろうとする終盤も、ここで感動しろよと言う曲連発も相まって虚しく感じました。長々とやって、言いたかった事は「あなたにとってソウルフードとは何ですか」と言う、最後の一文だけの様な気がします。実際の、黒川温泉の復活劇について調べた方がためになります。
期待外れ
さぬきうどんが好きなので楽しみにしていたが、期待はずれだった。
全体的にリズムも悪くなく、映画としては普通なのだが、
余計なシーンが多すぎる。また、うどんが好き!という気持ちが伝わってこなかった。
良かったです。
長いしコテコテだしテンポは良くないけど、なんというか素直で楽しい作品でした。
一番好きなところは、映像の美しさです。香川の田舎はこんなに美しいのか…!と心に滲み入ります。素晴らしいです。良いカメラで撮ってるなー(腕が良いのでしょうか)って感じで、写真集を眺めてる気分です。後で知りましたが、あの製麺所はセットなんだそうです。美術さんの仕事ぶりに感動。映画というのは本当にたくさんの人たちと力を合わせて初めて出来上がるものなんですね。平凡で退屈な日常かもしれないけど、生活する力強さ、たくましさを感じる、この鄙の美があって初めて成立するストーリーだということがよく分かります。
漫画みたいな展開で先がすっかり読めてしまうのですが、一度も笑わなかった父親が作品中初めて笑顔を見せるシーンで、まさかの涙が出てしまいました。人の笑顔というのはこんなにも心を打つのだと思いつつ、製作者の思惑通りにしてやられた気がしてちょっぴり悔しかったです。
うどんって、挫折して故郷に帰って来ても受け止めてくれそうな食べ物のように感じるのは、私だけでしょうか。製麺所の煙突やどんぶりから立ち昇るあの湯気が何とも良いですね。
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