明日に向って撃て!のレビュー・感想・評価
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生業
として、強盗しかしっくり来なかった男達。
得体の知れない追跡者達の影に怯え、国外逃亡。
犯罪者としてそれなりに不自由という代償を払いながら生きていく。
まともに働こうとするも、得た仕事は皮肉なことに現金輸送の警備役…。
最後はボリビアも怒らせちゃったと。
優しいButchと彼を慕う腕利きのthe Sundance Kid。西部劇にありがちな?履き違えた男らしさが苦手なのですが、本作はおしゃれで格好良かったです。
派手に盗んで派手に使う。
もっと節約したらいいのにと思うけれど、使って楽しまないでどうする!という生き様なんでしょう。
今なら人様の眠った貯金を使うことで、経済が潤ったりしてね。
体制は新しいものを嫌う 今まで築き上げてきた努力が新しい力によって...
俺の性にあわない
ライオンが南極に住めない様に、ペンギンはサバンナで生きていくことはできません。それは、生物として当たり前のこと。
ブッチとサンダンスは、強盗です。
例え彼らに、まともに生きていける場所があったとしても、まともな仕事があったとしても、彼らは「俺の性にあわない」と拒むでしょう。彼らは強盗であり、強盗としてしか生きていくことはできません。
強盗というアウトローは、「自分が進む道」を極端に表したメタファーに思えました。彼らは、とてもシンプルに前向きに「自分の歩むべき道」を進んでいきます。
「私」でいいんだ。
「あなた」でいいんだ。
心配なんかするわけないさ。
次はいいところにいこう。
敵はたいしたことないのだからね。
西部劇時代の男の生き様
大手銀行を襲ったために執拗に狙われる事になった強盗団の話。
ラストシーンがとても有名な映画です。
モノクロとカラーのシーンが入り混じるので観るのに少し疲れるかもしれません。
タイトルがかっこいい
テレビでしていたので、見てみました
途中から視聴だったので、
最初から見れなかったし最後までみなくてもいいや~と思ってたのに
なぜか引き込まれました
設定もなにもわからず、ただ2人は追われている…という事実だけわかったのですが、
主役の2人のやり取りが、軽くておもしろい
あまり命を狙われてる危機感がなかった
いきあたりばったり感がでてて、コメディーみたい
主役たちは悪人のはずがなぜか憎めない感じでした
テレビで見てると台詞は音小さいのに、途中でよくはいる音楽のみのシーンのBGMがめちゃくちゃ大きくてびっくりした
男2人があてどない逃避行をしているシーンをみると、真夜中のカーボーイを思い出した
調べたら同じ年に公開されていた…
それにしても最近テレビのいろんなチャンネルでアメリカンニューシネマばかりしてるけど
なんででしょう?
今の時代に通じるところがあるからでしょうか?
映画の大半を見逃したので、レンタルしにいきます
実在してたというのがすごい
ルパンみたい
タイトルなし(ネタバレ)
すごく良かった。セリフの言い回しもcool。彼女役もいたことがいいアクセントだった。最後の銃撃戦の役割分担からのシーンの演技は完璧だった。ラストのストップモーションもいい効果。やっぱりこういうこれでしか生きられないが、生きづらい者は今もいる
犯罪の代償
総合80点 ( ストーリー:75点|キャスト:80点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:75点 )
体制に逆らい自分の思うがままに自由に生きる人々の姿を描いて、かつて一時代を築いたのがアメリカン・ニューシネマと言われる分野で、本作品はその代表作の一つ。だがそのような行為は社会秩序を乱し周囲の人々を傷つけ不幸をもたらし、自分勝手で破壊的な犯罪である。だから自分は時にこのような犯罪者を英雄視して描くこの分野が必ずしも好きではない。
だけど本作品は楽しめた。それは主役の犯罪者二人が他人を犠牲にして自由に生きようとして、冒頭から激しく社会から追い詰められるからであり、南米に逃避行しても思い通りにはいかず、彼らの行動の代償が最初から最後まで描かれているからである。特にいつまでもどこまでも追跡してくる正体不明の六人組の荒野での場面は不気味だった。そして二人を演じた役者の演技が良かった。自分はニューマンが好きでレッドフォードはそれほど好きではないが、今回はむしろレッドフォードのほうが存在感があった。
時代の恐ろしさ
かつては世間の注目を浴び、輝いていた2人の強盗。しかし彼らの時代は終わり、ついには追われる身となります。逃げて、逃げて、また逃げて…しかし、何から逃げているのでしょうか?
生きがいとして選んだ強盗という道。それは永遠ではなく、いつかは"終わる"のです。その現実に直面したとき、再び人生を考え直し、選ばなければなりません。"夢"か"現実"かを。
世間は非情で、都合の悪いものは排除し、新しい何かを生んでは、また排除します。彼らは、"時代"から追われているのです。そしてそれからは決して逃れることはできないのです。
いま私たちが生きているこの世界。それは常に変わっています。そんな中で"過去"と向き合うことの重要さを説いた社会的な作品とも言えるでしょう。
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