劇場公開日 1946年10月29日

わが青春に悔なしのレビュー・感想・評価

全13件を表示

4.5タイトルなし

2023年7月15日
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鑑賞方法:VOD

原節子がいい。
蔑視の視線を写すシーンとかいい。
省みて悔いのない生活。
敗戦直後といえばしょうがないかも。でも、ちょっとベタすぎか。

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えみり

5.0もし、次の戦争があるなら、それから…

2023年5月14日
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鑑賞方法:DVD/BD
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777

4.0原節子が素晴らしい

2020年10月26日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

GHQ検閲下で作られた作品。ゾルゲ事件を基に作られているが、当のアメリカではこの映画の公開のすぐ後に「赤狩り」が始まる…プロパガンダなんてろくでもないね。

しかしやはり黒澤映画。
ダイナミックな演出。ストレートな表現。ポイントはちゃんとおさえていて映画として申し分ない面白さ。

そして原節子。黒澤映画に出演したときの彼女にはいつも驚かされる。前半の良い家柄のご令嬢から後半の百姓まで、同一人物とは思えない役の入り込み。
自我に目覚め、生きることを噛み締める女性像を好演。

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柴左近

4.5タイトルなし

2020年5月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

時代倫理が違っても一級の作品のみ作る黒澤明は偉大。野毛と幸枝の中盤の二人芝居が秀逸。何故そのタイミングでライトをつけるのか。その灯りは後にどのような効果を生むか。「太陽はひとりぼっち」の冒頭のようだ。圧倒された。

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kazuyuki

4.0何回観ただろうか

2020年5月10日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館

怖い

知的

原節子さんといえば小津作品のイメージが強く、黒澤作品でも「白痴」のゴージャスな装いが頭にあるのだが、あくまで私個人的には、この映画の中で夕べの田んぼに立つ野良姿が一番美しいと思うのである。

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ねこ太ん。

4.0映画ハワイ・マレー沖海戦の裏返し、鏡像だ

2020年1月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

主演の原節子
彼女は1942年に戦争プロガパンダ映画のハワイ・マレー沖海戦でも主演をしている
その4年後が本作だ
まるで鏡に写したかのように左右が逆になっている
しかし内容は同じだ
つまりプロガパンダ映画だ
前者は海軍が、本作はGHQが、その違いだけだ

自分には戦争を賛美する前者の映画よりも、本作の方が背筋が凍るほど怖かった

黒澤明の仕事は本作でもプロフェッショナルだ
素晴らしい非凡な才能を示している
それだけに一層怖かった

このように私達は左右どちらにも、簡単に洗脳されてしまうのだ
映画が持つこの力を改めて恐れる
この映像の威力の前に、精神の自由を如何に確立できるのか私達は試されているのだ

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あき240

3.0・年月の経過を原節子の容貌の変化で知ることができた ・両親の態度が...

2019年2月26日
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・年月の経過を原節子の容貌の変化で知ることができた
・両親の態度が一貫してるのは娘にとってありがたい
・敗戦でこれまでの悪が善に変わる状況を受け入れて態度変える人いっぱいいたんだろうな

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小鳩組

1.5田圃の原節子

2018年1月16日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

あまりに単純なつくり(笑)
母親役の三好栄子が印象的…
成瀬 巳喜男「コタンの笛」から忘れない女優

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mamagamasako

5.0純粋な女性の強さ

2017年12月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

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Takehiro

1.5野毛は何をしたのか 裏切り者は偉い?

2017年8月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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Cape God

3.0最初は退屈したものの後半からの原節子の迫真の演技に圧倒された。この...

2017年5月9日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

最初は退屈したものの後半からの原節子の迫真の演技に圧倒された。このような映画が終戦直後に製作された事に意義を感じる。

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tsumumiki

3.0●原節子にハラハラさせられる。

2017年5月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

世間知らずの典型的なお嬢様。猪突猛進。まっすぐすぎて、ちょっとツライ。
だが、戦後間もなくの作品であるという視点に立つと、景色が変わる。
信念を貫く学生運動の熱。

本作は、言論弾圧の滝川事件と、ゾルゲ・スパイ事件がモチーフになっているという。
正義は最後に必ず勝つ。10年後に真相がわかる。

感謝される仕事。顧みて悔いのない生活。
戦後復興のもと、まっすぐ生きようとした日本人の姿がそこにある。

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うり坊033

3.5『生きる』の前身

2014年8月13日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

幸せ

「後悔の無いように生きることこそ生きるということである」というテーマは完全に後の傑作『生きる』に繋がっていくものだと思います。この作品をブラッシュアップしたものが『生きる』であると言っても良いでしょう。

今ヒットしている映画『マレフィセント』の評で「アンジェリーナ・ジョリーは表情だけで2時間見られる」というのを聞いたことが有りますが、日本にもいたんじゃないかそういう人が。とにかく主演の原節子の表情がすごい。喜怒哀楽の演じ分けに鬼気迫るものがあります。眼力がものすごい。強くて美しい女性を体現している。その様は見ていて気持ちが良い。

僕の『續姿三四郎』のレビューで「これからも君を見守り続けていくよ」という監督の声が聞こえたという例えをしましたが、今回の向こうに走って行くトラックの後ろ姿には「もう君は一人でも大丈夫だね」とでもいうようなメッセージを感じました。

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えら