「ほど良いリンチ加減」ワイルド・アット・ハート 旅人さんの映画レビュー(感想・評価)
ほど良いリンチ加減
デヴィッド・リンチの作品としては、独特の躁鬱感漂う演出も程良く、ストーリーの流れも理解できるため、かなり見やすい。
しかし、個人的にニコラス・ケイジにワイルドな悪党役は合わないと感じており、ローラ・ダーンにももっと上品なイメージを持っているため、キャスティングという面では受け入れられないものがあった。
その違和感を狙ったのかもしれないが…
随所々々に良い感じでリンチっぽい演出が入るため、リンチの作品が嫌いではなければそこそこ楽しめる。
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